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大学の二極化 [進路指導]

大学が二極化してきている。今では、大学は「どこでも良いと思えば誰でも入ることができる」時代に入った。勉強が特にできない生徒が誰でも入ることができる大学に入った場合、「こんな大学にいても意味がない」と言い辞める話をするくらいだから、相当なひどさなのだろう。高校時代、「勉強をせずにいかにして逃げるか」ばかり考えてきた生徒が言うのだから驚く。

世の中の評価で上の大学に入れるように、各大学はしのぎを削っている。当然、世の中の人たちも、上の大学にはいることができるように、しのぎを削っている。受験戦争というのはそういうものである。下の大学では「戦争」は起こらない。戦争が起こっていない様子を見て「何とかなるだろう」と思っている人たちは、人気があるところにこそ、社会のニーズがあることを知らずに就職先がない道を歩んでいくことになるのかも知れない。

上の大学に入ったらどうなるか、下だったらどうなるのか・・・それは行ってみないとわからないではあるのだが、人体実験をするわけにもいかないし、数年後を見据えた判断を必要とするわけだが、上に行けば、進路の幅が広くなるのは確かだ。

最近、勤務校近所の進学先の専門学校が相次いでつぶれている。専門学校も学費が特に安いとか、他と変わりがないということであれば、いきなり潰れてしまうくらいのところに来ている。次は間違いなく、私立の高校や大学だと思う。

たぶん、自分が死ぬ頃には、現行、よほどの魅力があるか、革命的な何かが起こらない限り、偏差値が50ないところはすべて潰れていると思う。


高校生諸君、偏差値50を超えない大学に入っても、数年後には更地になっているかもしれないぞ。自分が死んだあたりで、誰か、確認してみて下さい。
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