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ライフワークバランス [勤務校関連]

どこの職場でもそうだろうが、勤務時間というものが定められている。

本校の勤務時間は、8時15分から16時45分まで。

でも、自分は、勤務時間がいつからいつまでということは勤務してから3年間は知らなかった。全くの無知であったゆえに、学校に住んでいるような感じであった。それは知ったからといって変わっているわけではない。住んでいるようなものである。もうあきらめて、自らが持っている最速のパソコンなどはすべて勤務校に持っていっている。

年末年始を含めて、1年中遠征にいっている先生もいるし、学校に住んでいる感じの先生もいるし、寮で生活している先生もいるし、生き物の世話をしている先生は、正月から大晦日まで取り組まなければならないことがあるだろうし・・・電気代がかかるから、職場にとってはお金がかかる原因になっているかもしれない。


それではそれが全員が全員そうであるかと言われると、そうではない。

ある人は長期休みに海外旅行に行くだろうし、ある人は山登りに行くだろうし、ある人は家でパソコン三昧しているかもしれないし、朝夕ジョギングしている人もいるようだし、寝ないでゲームをしている人もいるかもしれない。

いろいろな生き方をしている人が1つの職場を形成している。そして、その人たちがそれぞれの自分の生き甲斐ややりがいなどを得ながら生きているのである。自分の生活の中に生き甲斐を見つける人がいてもいいだろうし、仕事に生き甲斐を見いだす人がいてもいいはずである。

これからの時代は、自分の生活の中に生き甲斐を見つけるという価値観にシフトしていくといわれている。節電の話の中でも様々なチャンネルでそれが議論されている。ライクワークバランスを尊重するべきであるという気質が最近の子にはよく見られる。そういう時代になっていくんだろうな、とは思う。その子たちが大人になったときには今の賃金より安くなりそうな気はするけれども。まあ、それだけ仕事の負担が多くの方向に拡散していくことになるのだろうから、それは仕方がないだろう。

世の中にライフワークバランスをよく考える価値観が浸透するのはまだまだ時間がかかりそうな気がするけれども、お互いを尊重する世界が早くかなってもらえることに期待したい。





ただ・・・仕事に生き甲斐を見つけて邁進するような人が少なくなったら、その職場はたぶんつぶれるな。それは、旧来の価値観から見るからそう見えるのだろうか?
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shira

 まあ、そこいらへんは長い目で見るといいんじゃないでしょうかね。若いうちは覚えることもいっぱいあるし、家庭や子育てのこともあまりないだろうから、趣味も仕事もプライベートもいっしょくたという過ごし方でいいんじゃないでしょうかね。でも結婚して子どもができれば、当然そっちがとても大切ですから、今度はプライベートを大事にする必要が出てくると。
 生涯仕事が生き甲斐というのはカッコいいけど、すごく恵まれた人生だとも言えますよね。仕事に没頭したくてもそれが許されない立場の人もいっぱいいるのですから(特に女性)。
by shira (2011-07-09 20:58) 

bashy0322

そうですねえ。仕事が生きがいというのは恵まれた人生だと思いますね。10人に1人もそういう人はいないのではないかというのが高校の体育の先生の話でしたが、そのとおりですね。体育の先生になるのも大変ですし、実感があったのかもしれません。

仕事をしている中で楽しさを探すというのが実際のところかもしれませんね。まあ、それで楽しさを探せない人も多いのかもしれませんが。
by bashy0322 (2011-07-10 18:47) 

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