日本学生支援機構の奨学金 [勤務校関連]
日本学生支援機構の奨学金。
3年生の担任として、それをどう話をするのかというのは結構大きな仕事になってくる気もする。
今の時代、奨学金を借りて大学に通う生徒は多い。
職員室のある方の話によると、私大の奨学金は最大、月額12万円らしい。
月額12万円として12ヶ月・・・144万円、4年間通うとして576万円。
576万円を大学を卒業したら返すことになる。
1か月1万円ずつ返すと1年間に12万円・・・48年かかる。
1か月2万円ずつ返すと1年間に24万円・・・24年かかる。
1か月3万円ずつ返すと1年間に36万円・・・16年かかる。
このような計算を地道にしていけば、およその計算ができるわけだ。
まあ、月額12万円という設定もそうそうないとは思うが・・・これはあくまでも無利子の場合だ。無利子の場合とは、第1種の採用の場合と言うことになる。第1種の採用は正直、かなり難しい。
私もこの奨学金の対象であったが、無事完済できた。返すことができるかどうかは、私の中の緊張感の1つであった。
この時代に奨学金を返すことが難しい人もいるだろうな。若者にとって就職が難しい時代だし。
若者にとって、雇用されやすい時代であってほしいと願うが、残念ながら、卒業生の話を聞くと、そうでもないのだろう。返せない人たちが多いことが社会問題にならないことを願いたい。
3年生の担任として、それをどう話をするのかというのは結構大きな仕事になってくる気もする。
今の時代、奨学金を借りて大学に通う生徒は多い。
職員室のある方の話によると、私大の奨学金は最大、月額12万円らしい。
月額12万円として12ヶ月・・・144万円、4年間通うとして576万円。
576万円を大学を卒業したら返すことになる。
1か月1万円ずつ返すと1年間に12万円・・・48年かかる。
1か月2万円ずつ返すと1年間に24万円・・・24年かかる。
1か月3万円ずつ返すと1年間に36万円・・・16年かかる。
このような計算を地道にしていけば、およその計算ができるわけだ。
まあ、月額12万円という設定もそうそうないとは思うが・・・これはあくまでも無利子の場合だ。無利子の場合とは、第1種の採用の場合と言うことになる。第1種の採用は正直、かなり難しい。
私もこの奨学金の対象であったが、無事完済できた。返すことができるかどうかは、私の中の緊張感の1つであった。
この時代に奨学金を返すことが難しい人もいるだろうな。若者にとって就職が難しい時代だし。
若者にとって、雇用されやすい時代であってほしいと願うが、残念ながら、卒業生の話を聞くと、そうでもないのだろう。返せない人たちが多いことが社会問題にならないことを願いたい。
最近は本当に奨学金を申請する学生が増えました。
キリ短では、約半数が申請します。
そのうち8割は、高校ですでに申請している予約生です。
きちんと返済してくれるように願っています。
by きりたん (2012-04-21 10:23)
アメリカでは相当前から深刻な問題になっていますね。この就職難で、返済不能になる元学生が相当数いるとか。そもそも担保のない貸し付けなので、取り立てがどんどん厳しくなるようです。
わたしも学生時代、日本育英会(当時)から奨学金を受給していましたが、教育・研究職等の免除職に就いた場合、8年だかの在職期間を経たら、特別免除で、全額免除となり、とても助かりました。今はそのような制度は無いようですが。
by tyuuri (2012-04-21 17:01)
>きりたんさん
私の感覚でも、5割だと思います。すでに返済してくれない人がいることが社会問題化しているという話もあるのかもしれませんが・・・。
>tyuuriさん
8年間の在職期間が延びていき、ついにその制度がなくなったのだと思います。私の時代にはまだ・・・。
by bashy0322 (2012-04-21 19:56)
職場の人たちと話をしたところによると、払い込み年限があるので、実際問題としては、たとえば25年以内といった設定があるようですね。
by bashy0322 (2012-04-21 20:11)
旧日本育英会には私もお世話になりました。ただ当時は教育職は免除職というシステムがあったおかげで、私は総計約120万円を返還せずに済みました。
自分のブログで「貸した奨学金は返らない」という記事を書いてます。貸与奨学金とは教育費も満足に払えない貧乏人の小せがれ小むすめにゼニを貸す行為であり、そんな家に抵当となるような資産のあるはずもなく、終身雇用がなくなった社会では学校を出ても長年に渡って借金を返し続けられるような仕事に就ける保証もなく、従って貸与奨学金は貸付ビジネスとしては最低の商品だと私は書いています。
貸与奨学金の問題についてはNPO Posseの「奨学金ナビ」というサイトが詳しいです。
http://www.npoposse.jp/syogakukin/index.html
これを見ると、延滞の大半は収入不足によるもので、悪質なものはごく少ないこともわかります。
by shira (2012-04-21 21:22)
能力があるのであれば,そもそも貸与なんてケチなことをいわずに気前よくあげればいいのに,と思うのは少数派なのかな。いまでは国公立といえど授業料はそれほど安いわけではないから(免除もあるのでしょうが)これだってバカにならないというのに。
家が貧しいから優秀でも進学させてもらえない,というのは大昔によくきいたものだが,いまも(教育段階を変えながらも)実態は変わらないのかな。残念なことですが,国は教育には金をかけていないというのがよく分かる話ですね。
by 留数 (2012-04-21 23:34)
>shiraさん
貸した奨学金が返せるような仕組みがきちんと確立していればいいのでしょうけれども、残念ながら今の社会は若者に冷たいですね。返せるようになるためには、若者の雇用の問題も含まれてきます。たまたま就職できたので、事なきを得ましたが、そうでなかったらどうなるのだろう・・・。
教育に関わることなので、高くはないとは思いますけれども、第2種の利子はどれくらいの設定なのだろうか・・・。これが結構するのでしたら、「最低の商品」ということになってしまいますね。
>留数さん
家が貧しいから優秀でも進学させてもらえないは、世の中的にはまだまだあるのではないかとも思います。経済的に困窮する人たちが多い北海道ではそれほど珍しい話でもないですね。確かにかつてよりは少ないとは思いますが・・・。
by bashy0322 (2012-04-22 06:50)