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自殺者3万人の現実 [超個人的感想]

昨日、自宅付近にたくさんのパトカーと消防車が集まってきた。「何事か」と思ったたくさんの人たちが集まってきた。

たまたま目に留まったが、近くの公園の沼で何やら探しているようだった。とても悲しいことだが、自殺した方の遺体を探しているとしか思えなかった。

今では、交通事故の数倍にもなった自殺者の方々。知り合いの警察や消防の方は、その光景を目の当たりにすることになる。実にいろいろな場所で亡くなるようだ。

日本の人口が1億2千万として、「3万人」という数字はかなり大きな数字である。

その中には、公共の交通機関に飛び込んで自殺する人もいる。

ある人が、飛び込み自殺をすることで交通が麻痺をすることで、「みんなに迷惑をかけない死に方をして欲しい」と人々が話していることについて、「悲しい時代だ」と話していたが、そういう時代だからこそ、悲しいことが起こるのだろうな、と思う。

3万人ということは、1日あたり100人弱、見方を変えると10万人当たり30人弱、生活で無関係ではいられない数字と言える。

このような悲しいことが起こり得る社会が一刻も早く改善されていって欲しいと願うが、今の社会にはあまりにも余裕がない。

たぶん、物理的な豊かさを求める時代から、精神的な豊かさを求める時代になっていく必要があるのかな、と最近思う。
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shira

 3万人というのは警察が自殺と断定した遺体だけの総計で、それ以外は単に変死として片付けられています。仮に私が自殺目的でどこぞの山林の奥に入って死んじゃったとしても、遺書も残さず誰にも黙ってそういう行為に出てしまえば、自殺とはカウントされず変死として処理されます。そういう変死体は自殺の数倍あるという推計があって、日本の自殺者数は最大限の推計だと年間10万人を超える可能性があるそうです。
 イヤな国ですね。私にゃ愛せません、こんな国。
by shira (2012-05-16 21:23) 

bashy0322

考えてみればそうですね。悲しい現実から目を背けたなくなります。

嫌な国にどうしてなってしまったのだろう・・・。

自分勝手な社会になってきつつあるのは間違いないかも・・・。

「自分さえよければ良い」という思いが蔓延しているな。
by bashy0322 (2012-05-16 21:48) 

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