時間をお金で買う

15年ほど前に時間をお金で買うという話を同僚の先輩から話をされた。

たとえば、車で高速を使うのは、高速料金を使って、早く目的地に到着したときに、浮いた時間を別のことに使うことができる。目的地近くの駐車場にお金を払って止めるのは、遠いところで無料のところに止めるよりも、移動の時間が早いので、時間をお金で買ったことになる。

考えてみると、そのようなことは案外多い。

逆の言い方をすると、時間がある人は、お金を節約するために、歩いてお金を稼ぐことができるのかもしれない。

時間とお金の関係を上手に管理することで、人の価値観か決まってくるのかもしれないな、と思う。

今、ほしい電化製品がある。毎日のようにそれの価格の調査をすると、それに対して使った時間をお金に換算すると、もったいないのかもしれないなあ、と思う。


時間をお金で買う、この考え方を意識している人とそうでない人。たぶん、人生において、一つの重要な感覚を持っているか持っていないかの差に等しいと思う。