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分布する問題を作らなければテストの意味がない [教科(数学)指導者として]

試験のシーズンを迎えている。もっとも、私が担当しているクラスは1年中が試験シーズン状態であるのだが・・・。

試験というのは受ける側の力を測定するためにある。したがって、試験の点数がある程度正規分布に近い状態になってくれないと困る。ということで、正規分布を目指すということが大前提である。

一番大事なことは、こちらの満足のために、平均点がぶれるようなことがないようにしたい、ということである。

数学屋さんの場合には、面白い問題や興味深い問題を出したい気持ちはよくわかる。しかし、そのことで生徒がほとんど誰もできないような問題であれば、少なくとも、その問題はあってもなくても同じなのかもしれない。満点防止問題を除けば。

そうした問題だらけであれば、そもそも生徒の力をはかるという意味において、行われている試験に何の意味もない、ということになってしまうのかもしれない。

きちんとした差がつく問題を用意するためには、生徒の実力をきちんと把握できているかということに尽きる。要は、生徒のことをよく普段から観察しているか、ということが教師にとっての1つの重要な資質とみることができる。
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