受験シーズン、いよいよ合否がでる時期が近づく

落ちたことがないんだろうな・・・

生徒が大学受験に赴き、そして高校受験を迎えつつ、日々に忙殺されながらそんなことを思った。

基本的に今の人たちは、不合格する経験が減ってきていると思う。高校受験で落ちたことがない、大学受験で落ちたことがない、そして就職試験で落ちたことがない人もいるだろう。

だから、落ちないと思っているのかも知れない。落ちるという想定がないのかも知れない。

落ちるということが起こったときに、思いのほか挫折感が大きい。大きな挫折から立ち直れないものもいる。

と考えたときに、私にとって落ちると言うことは習い事で起こっていた。そろばんだ。そろばんは真剣にやっていたが、各種目や合計点で落ちる。これは落ちるか落ちないかしかない。案外、落ちる経験をする意味で、習い事は大事なのかも知れないな、と思う。そろばんで落ちた経験をしないということはよほど易しいところでやめないとあり得ないだろう。

落ちるかも知れないな、と思えば、打つ手もきちんと打つだろうが、心の中にどうせ合格するだろうと思う人は、手を打たない。それが甘いと言うことなのだが、どこかで甘さを指摘されるときが、人生のターニングポイントになることも多い。残念ながら、そこまでは気がつかない人が私の周りには多い。そういう人間に「手を打て」といっても、なかなか難しいのが現実だ。

さて、受験シーズン。ドラマもまもなくひとつの区切りを迎える・・・。

コメント 2

　10人中8人が不合格になると言われても、自分は2人の方に入れると思っちゃうのが人間の性なんですよね。
　私のところの生徒も私大の結果がだいぶ出てきましたけど、文系学部の方がよく受かってますね。理系は意外な不合格が多いです。
by shira (2014-02-22 21:53) 

＞shiraさん
こちらは、理系の学科の方が多く、どうも文系の学校の選択肢が少ないのが悩みです。理系の方が受け皿としては大きいですね。文系の方が結果として少し難しいのかも知れません・・・。
by bashy0322 (2014-02-23 19:12)