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予備校の大学対策の一端を見た [進路指導]

多忙な日々を送っている中で、大学の入試研究会があったので、参加しに行った。

来年度は数学科にとっては新課程1年目ということになるので、情報が聞きたいところではある。

予備校の話を聞きにいく中で思ったのは、ずいぶんと人脈を駆使しているなあということ、だからと言って悪いことをしているわけでもないのだが、誰が問題を作っているかとか、そのところまで目星をつけているらしい。すごい世界だな、と感心した。でも、そういう世界が存在しているのは、私立高校に勤めている人間として、よくわかる話ではある。

問題の傾向が変わることは、作っていると思われる先生が辞めたからわかったとか、そこまでリサーチしないと、結果は出ないものなのだろう。すごい執念だ。そして、そういう情報に聞き耳を立てる教師集団?それはそれはすごい世界である。

このへんは、都心部とは異なり、大学受験用の予備校はマイナーな状態に置かれているはずなのに、これだけ調べているのであれば、高校受験用の塾は、中学校の先生の情報を塾生から仕入れ、丹念に調査し、この先生の問題ではこういう傾向があるなどの情報は持っているはずである。しょせんは狭い世界なので、傾向などは分析したら一発であろう。授業中のひとことが、たぶん、大きく取り上げられて、分析に上り、それが飯のタネになる。そういう世界の中の一部に、自分も存在しているのだと強く感じた。
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XPERIA

おはようございます。
訪問&niceありがとうございます!
by XPERIA (2014-05-26 06:44) 

bashy0322

私もXPERIAです・・・。
by bashy0322 (2014-05-28 21:20) 

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