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枠組みの中で反発する生徒たち [勤務校関連]

『学校の校則が厳しくなった』と生徒たちが反発している。これまでのルールと変わったから生徒たちはいろいろと話をする。「うちの学校が異常だ」とか、「先生方の考え方が古すぎる」とか、言いだせばきりがない。

彼らが言う言葉は一つの世界観としては成立するが、それが世の中でいい方法論であるとは限らない。世の中のルールはそうはなっていない。

人間は楽をしたい生きものである。自由がいい生きものである。大人も全く同じである。しかし、ある枠組みの中で生きなければならない。その枠組みが妥当かどうかは社会が決めている。その社会を変える力はうちの学校の先生が決められるような簡単なことではない。遠慮なく来る学校への外で色々やることでの苦情・・・これはどこの学校でも同じ。どこの学校にもクレームはたくさん来ている。

反発する力を学校にぶつけるのは結構だが、そのバックにある社会を変えなければ抜本的なことは解決しない。そんなことわかっているのだろうけれども。まあ、言いたいのはわかるが・・・。

大人も言いたいことはたくさんある。でも大人の世界は、その枠組みの中で生きないことを強行すれば、残念ながら「グッバイ」。そんな枠組みを変えるようなことがしたければ、たくさん勉強して、上に行ってもらいたい。しかし、上に行けば行ったで、別の枠組みに気がついて、結局うまくいかないだろうけど・・・。

生きるって難しいことなんだ。大変な中で、生きがいを見つけて生きていくことができれば、それだけでもいい生き方ができるだろう。中学生、高校生にとって永遠のテーマだな。
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