観光地のクオリティー

１年に２回、全国各地を出張すると、いろいろな人たちに会うが、けっこう言われることがある。

「北海道の観光地は見応えはあるが観光地としてのクオリティーは改善の余地がある」
「食べものもしかり」

ということである。素材はあるが、その素材をうまくいかしていないと言うことのようだ。

実際、いろいろな観光地を見に行くと、商売っ気が少ない。少ないことは悪くはないが、よその地域と比較されると、少し分が悪いところもある。今の時代は、世界中でその話はいとも簡単に回ってしまう。

その中で比較されると少し厳しいかも知れない。

素材が良いのは、大前提であるが、その素材を生かすための工夫がないといけないのだと考えさせられた。自ら出向いて他の観光地の研究をするだけでも、だいぶん違うだろうな、と思うけれども、この研究ももはや消耗戦に近いものを感じる。どこの業界も同じだな、と思う。他が良いアイディアを出したら、それに追随しない限りは、生き残ることは難しい、ということなのだろう。写真を入れてみた。北海道の観光地の定番のソフトクリーム。

背景の写真の場所がわかったら、北海道旅行のかなりの通だと思う。さてどこだろう？

コメント 4

　どの業界も同じようなものですね。
　理想論ばかり述べていても仕方がない状況は重々承知ですが，何につけても，実利を優先し，ただひたすら目がぎらついているというのもどうなのかなあということを最近強く感じます。いろいろなところでそのようなことを煽っているという事情もありますし，そのような心の余裕がないということでもあるのでしょう。寂しい限りです。そんな風で人生を楽しめるのでしょうかね？
by 留数 (2014-06-30 22:19) 

＞留数さん
楽しめるかどうかではなく、たぶん、生きるためなのかなあと思いますが、人はパンだけで生きるのではありませんから・・・。
by bashy0322 (2014-07-01 07:52) 

あまり観光地めぐりはしていませんが、「おもてなし」の気持ちの差があるようにも感じています。相手の身になって考えているかどうか…
空港の売店とかでも商品に頼っているのが垣間見えますよね。売れ筋商品をどんだけ在庫確保するかだけ争っているとか。って、言いすぎかな…(^^;
by Mr45 (2014-07-02 00:24) 

＞ Mr45さん
ありがとうございます。競争が少ないからなのかも知れませんね。だから、感謝の気持ちが持てないのかも知れません。ある意味、北海道の１つの側面そのものなのかも知れませんね。参考になりました！
by bashy0322 (2014-07-05 11:53)