集中力の持続力 [超個人的感想]
生徒たちは毎日のように勉強をして登校している。登校した生徒の監督責任者は私。したがって、毎日学校に来ている。外はかなり暑いようだが、ありがたいことに校内の冷房ルームは涼しい。せっかくだから新聞を読んだり、問題集を見たりしている。
さて、生徒たちは受験の天王山を送っている。しかしながら、そうはいっても、集中力がない生徒は続かない。すぐに集中力が切れて私語をしてしまう。だらだらしてしまう生徒もいる。残念ながら集中力がない証拠である。日常の活動を見ていてもそうだ。学校祭で活動をする際に勉強ができる生徒は、それなりに仕事が長続きするのと同じだ。粘り強さがあるかどうか、非常に大きなポイントである。集中力も育てなければならないことの1つであり、理想は、勉強を通して集中力を磨くことなのかな、と思う。それを少しずつ伸ばしていくことができれば一番だ。他には、部活動などで培った生徒の集中力は長い。
英語の先生が、英語の長文を毎日しない生徒がセンター試験の問題を解くのは、普段マラソンの練習をしていないのにフルマラソンを走るのと同じだとたとえた。一理ある。テスト中に中休みを自分で設定して突然休む生徒がいて驚いたことがあるが、今どきの人たちにとってはそういうものなのかも知れない。休んだら時間がもったいないという発想はないのかもしれない。
せっかく何かをするのであれば少し頑張って集中力をつけたい。
あることに集中するというのは、動物の行動としては不自然というか、一時的にしかやれない行為だという気がしています。ずっと同じことに固執していたのでは身の安全が守れません。
だから集中力というのは、無理矢理身に着けないといけないものだと思います。
自分には集中力がないと愚痴る生徒は多いですが、それが普通なのであって、このままではいけないと思うのなら覚悟を決めて不自然に集中し続けるスキルを何とか身に付けるしかないです。
集中力を身につけるカギは、自分をいかに騙くらかすかじゃないかと私は思ってます。
by shira (2014-08-13 21:41)
日頃の成果が物を言うということの典型ですね。
「本番の時はちゃんとやります」などという文句を毎年のように聞きますが,平素に途中で休んでいるようでは,本番でも集中力が持続するわけがありません。なんというか,いくら取り繕っても,どこかで本来の自分が滲み出るというのは,いろいろなところで見受けられることですね。
by 留数 (2014-08-13 21:46)
>shiraさん
考えもしなかったアプローチでした。人間だから鍛えられることだというのはその通りですね。
>留数さん
人生経験が少ない彼らにとっては、甘やかされているので失敗の経験もないのでどこかでなんだかんだ言ってもうまくいくと思っているのでしょうか・・・。
by bashy0322 (2014-08-14 09:29)