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指導者育成 [教科(数学)指導者として]

私大受験の結果が出てきた。今年の私の周りでの結果は比較的よいようで何よりだ。もっとも、合格する話はオープンになるが、落ちる話はオープンにはなかなかならないからかもしれないが。

昨年度は、担任だったので、酸いも甘いも聞くことになり、一喜一憂していた。そういう意味では、去年とは立場が違うということが大きいのかもしれない。

私は数学の教員なので、私が数学を教える中で、次の数学の教員が出てくることがあれば、ひとつの目的を果たしたことになるのかな、と漠然と考えている。私がやっている仕事を何らかの形で次ぐような人が出てくれば、ひとつの社会的使命を果たしたことになるではないかと思っている。まだまだたくさんやらなければならないことはあるだろうが、その中のひとつとして重要だな、と思っている。

もっとも、私の地元はそれほど都会ではないので、私が今どこで何をしているのかはある程度恩師にも伝わっているようである。小学校、中学校、高校の先生方は何となく知っているらしい、という話を聞くことがある。ある先生は退職後の家にいて、ある先生は教育委員会で、ある先生は研究会で会うこともある、といった具合だ。

人とのつながりというのは、いろいろなところがあるものなのだな、と思う。

そんな形の延長として、逆にそういう目で教え子を見るということがあれば、それはそれでうれしい話なのだなと思うことがある。私の教え子でも教員をしているものが出てきた。そういうふうに、後継者ということでもないのだろうが、後に続く人が出てくるということは、私にとってもひとつの大きな社会的な役割を果たしたという気持ちになるのだな、と実感している。

そうして、世の中は回っていく。社会の中で自分が自分なりに生きてきた証を立てる。これこそが私たちが生きる意味を問われたときに大きな原動力になることなのかもしれない。


そういう意味で、ひとつ大きな目標を達成できたのかな、と思える1日だった。真面目に生きていれば、いいことは必ずあるものなのだな、と思った。
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