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気がつけば時が経っていた [超個人的感想]

勤務校に勤めて随分たち、定年の年齢がかわらなければ教員生活の半分はここにいることになる。気がつけば、当初いた先生はほとんどいなくなってしまった。

私立高校だから、ふらっと行けば知っている先生がいるということが多いのかもしれないが、それもタイミングなのかもしれない。あまりにも時間が経てば、ほとんどいなくなってしまうときもあるものだ。

久しぶりに昔から勤務校に勤めている先生に会い、あの先生はどうしているか、辞めた場合にはその理由までさかのぼって質問を受けた。

年齢が高い先生なので、今の時代は、1つの職場に定まらないものなのだな、という話をしてくれた。時代がそうだと言うこともあるのかもしれない。今の職場にいるのは、あくまでも選択肢の1つであり、事情があれば、いなくなってしまうものなのだな、ということのようだ。かつては何が何でも勤め上げるのだが、ということであった。

生徒たちの考え方、生き方は、我々の世代が親なのだから、なおのこと、本人の生き方を尊重してくれる。多様化なのかで、教育サービスの方も多様化していく。良いのか悪いのかわからないが、とりあえず、そうすることになっていくのは必定だろう。それでも成り立つような社会に少しずつ変化していく必要もあるのだろう。

社会は緩やかに変化していく。そしてそれに対応できるものを提供しなければならない。言葉で書けば当たり前の話なのだが、それに対応できるかどうかと言うのは、柔軟性が必要な話でもあるなぁ、と感じた。教育の世界はなかなか変化しないものだ。こちらが相当意識しないと、変わっていくことが難しいらしい。


ビジネスホテルのような新しい教育寮で宿直の仕事をしながら、朝を迎えた。居心地の良い生活空間に身を置きながら、いきなり荒れ果てた場所で生活しなければならなくなったら、適応できるのかな、と少し思った。

さて、今日も1日がはじまった・・・きちんとアンテナを張らないと、世の中に取り残されるぞ・・・。
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