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マンガで日本史 [超個人的感想]

ビリギャルの話の一部に「マンガで日本史を学ぶ」と言うことが出てきた。

図書館に行ってみたところ、いろいろな日本史を学ぶマンガがあることがわかった。日本史を学ぶ導入としてはいいのかも知れないとは思うが、日本史を学ぶ上で、解釈などの問題はないのだろうか。学校で学ぶ日本史は、諸説ある中でも当時有力なものを学ぶのだろうが、諸説が変わることもあり得るだろう。したがって、教科書の記述も変わっていくはずである。それことを踏まえて学ばないと、教養として学ぶと言うことであればまだしも、教科書の世界の中で点数を競うとなれば、そのマンガの良い悪いが出てくるはずである。そういう意味では、受験生にとっては「どのようなマンガでも良い」というわけではないということになるだろう。

私はそのくくりからは外れるので、そう困ることはないだろうが、諸説あるということでの教える大変さはあるに違いない。そういう意味では、数学は解釈がどうこう、という話ではないので困ることはない。

もうひとつあるのが、受験勉強で選択科目として日本史を選んでいない場合には、その知識は中学校以来の知識で止まる可能性が高い。必修で学ぶと言うことであれば、まだ頭の中にのこると言うことはあるのかもしれないが、それがなかったら、文系の学生からは相当馬鹿にされそうなレベルで知識が止まってしまう可能性は高い。逆に数学や理科で理系が文系を馬鹿にするようなレベルであることがあるということにもなるので、お互い様と言えばそうだが、良いんだか、悪いんだか。

義務教育がそれだけ大事だ、ということになるのだろう。

高校受験が推薦試験で、合格した後、気が抜けて、中学の学習内容の最後を飾る三平方の定理がすっぽり抜ける子がいるが、合格後の内容も義務教育。ちゃんと勉強をしないと、恥をかく。
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