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大学入試攻略数学問題集 (河合塾シリーズ) [教科(数学)指導者として]

河合塾の年度出ている問題集を購入して、問題をセレクトしながら解いている。

入試問題のトレンドを知るための1つとして購入しているわけだが、時代の変遷を知る1つの手がかりになると思い、10年分くらいにはなっただろうか。

やって思うことが、高校1年生~2年生までにどこまでの解法パターンを自分のものにしているのかが入試レベルでも非常に重要なのがよくわかる、という当たり前のことであった。

この問題集をやって感じていることは、いかに入試問題が、すでに青チャート、4STEPレベル程度の問題の焼き直しになっているか、それだけでかなり多くの国公立大学やそれなりの次第に入ることができるかどうかを分けているのか、ということである。

そこから入試レベルということだが、正直、それらの問題集レベルの問題の数値が変わる程度でもそれなりに成績が分布する大学がけっこう多いのだろうな、と感じるところである。もちろん、本当に数値変えだけの大学が掲載されることはないだろう。ただ、本質的に同様の問題が言い方を変えて出てくるだけであることに気がつけば、大差ない問題は少なくないんだな、と実感できる。

指導者は、この手の問題集の代表格である「数研出版の入試問題集」もいいと思いつつ、問題数がそれなりに絞られているこの問題集を解くことで、毎年の出題傾向というか難易度についての空気を感じるのも良いのかな、と思う。


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