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生徒に参考書を薦めて学ばせる [進路指導]

山ごもりならぬ冬ごもりも1日目を迎えた。テーマを掲げて勉強することにしているが、備忘録をかねて。

基本的に、生徒が何かを学ぶためにはお金が必要なことがほとんどである。お金がかかる方法の方が手取り足取り教えてくれることで、本人たちの時間的な精神的な負担が少ない。言い方を変えれば、お金をかけない方法は、時間的な精神的な負担が増える可能性が高い。

予備校に行くのが効果的としても、お金はかかる。
参考書を買うことの方が負担は少ないが、わからなくても相談することが難しい。

どのあたりに基本的なスタンスを置くかと切っても切り離せないのが、家庭の経済力である。そこを受け手私はどのように指導するのか、学ぶ進度や力度合いや環境が異なる人たちに指導するためには、どうしてもいい参考書を薦めるという行為がないと効果的に事柄を進めることは必然だ。その参考書が言っていることがわからないからその部分を教えるというのが現実的な対処としてはいいのではないか。こちらが把握しやすい人数で学んでいる進度を確認するというスタイルを模索するというのが、最近私が考えている指導法である。

その背景には「いい参考書が出てきた」と言うこともある。そこで上手く指導に乗せられるかどうかは私の指導力なのだと思う。

今日は、こちらのブログでも掲げていた「高速トレーニング」シリーズの2次関数シリーズと三角関数シリーズを読んでいた。




センター試験の指導をやっていて、この計算力があればいいなあと思うところがそれなりにあること、コンパクトに本質を突いてくるところ(生徒がそれを本質と思えるかというセンスの問題はあるが)がいいと思う。同時に、このことを授業内で指導しきるのはそれなりに大変なので、この手の問題集は大変助かる受験生も多いのではないかと思った。冬休みのような長期の課題として1年生か2年生でやるのにはうってつけだ。
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