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テスト前の講習に思う [超個人的感想]

定期考査が終わった。次年度の準備も着々と進んできている。春休み、講習の準備など、様々な取り組みが進む。

さて、試験期間中は生徒は熱心に勉強し、教員は問題作成に専念する。これがあるべき姿なのだと思うが、試験前に帳尻を合わせるためにそこだけ勉強する生徒も少なくない。あまりその生徒たちに手を貸すと、「試験対策だけすればどうにかなる」という一種の刷り込みになってしまう。

世の中には試験対策的なものは多いが、それもどこまでやってどこからはやらないかということを明示してやらないと、究極の目的である「勉強させる」「勉強する習慣をつける」ということがないがしろになってしまうので、注意が必要である。

しかし、一部の先生方は、教科の枠を超えて勉強を教えている話も生徒の方から聞こえてくる。「越権行為」という見方も片方ではある。双方、それぞれ主張がある。長い目で見た姿勢作りが良いと個人的には思うのだが、留年させたくない、遠征に行かせたい、補習にはさせたくないなど、そうもいっていられない先生方の思惑もあるようだ。

どちらの主張もそれらしい理由があると思うが、教科の先生がきちんと指導すれば、そのような話題にもならないのかな、というのが私の結論である。
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ukokou

それが正解と思いますが、教科担任と生徒の相性とか
色々ありますから・・・。
どのような形でも「その科目の内容に触れた時間がゼロではない」
ことが最低限のベースと現在は思っています。
by ukokou (2018-03-10 07:52) 

bashy0322

>ukokouさん
コメントありがとうございます。確かに、教科担当と生徒の相性はありますね。私は今のところ複数免許になってしまいましたので、そういう人が自分の免許を持っている科目を教えるのはあまり問題はなさそうですけど、免許外の人が教えるのは教員同士の人間関係もあるので難しいなあ、と思います。
担当の先生を飛び越えて、他の先生が教えたりすると、当該の教科担当の先生が「俺のメシが食えないのか?」的なもめ事とか、結構面倒くさい事柄に巻き込まれることも残念ながらあるのも実情ではないでしょうか。まあ、考えてみれば、学校で言えば、部活動とか、学校のみならず、いろいろなコミュニティーでありそうな話ですね。これぞ、ザ・人間関係ど真ん中!って感じもします。
by bashy0322 (2018-03-10 12:29) 

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