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残りを数える

定年まであとどれだけという節目を迎える日であった。

歳をとった先生が生徒とやり合うだけの体力がないという話をするが、私もそろそろそのゾーンに入ってきたのかもしれない。生徒とやり合うことが多いのだが、とにかく疲労感が並大抵ではない。
疲れて動けないというのはこのことかもしれない。週末に体を動かしてどうにか気力を補填するも、週末にはすでにボロボロである。


月曜日はどうにか放課後も動く気力がある。

火曜日あたりから怪しくなる。

水曜日はため息が非常に多くなる。

木曜日の合い言葉はあと1日!

金曜日はこれで終わりだ~という思いだけで気力を振り絞る。

終わった瞬間、脱力。何もする気になれない。そんな日々が続く。


人間は辛くなると終わりは残りを数えるのかもしれない。ゴールはまだまだ先だが、計算上、ひとつの節目の日となった。宇宙戦艦ヤマトの地球滅亡までの日数から見るとまだまだ数は多いが、それなりに時間が経過した。

残りを数えられるだけまだいいのかもしれない。今回のコロナの件では、いつ終わるかが明示されているわけではない。辛いことは「ゴールまで頑張ろう」という思いになれるが、明示されなければそういったものがない。早く収束してほしいと心から願うが、先が見えない中で奮闘している方は心労が並大抵ではないと思う。こういった状況から抜けられる日々が来ることを心から願う。
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