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取材 [超個人的感想]

今年は取材の機会が増えている。

といっても、学校の取り組みの一環としての取材である。自分で調べたいことを取材するということもしてみたい気持ちもあるが、なかなかそういうところまで行く状況にはいかない。

一つは、ある冊子づくりのための取材である。これは、映像や音声という類のものではないので、修正がきくものである。こちらでの取材が足りない場合には、比較的やり直しがききやすい。

もう一つは、動画や音声の類である。リアリティーが求められるものである。これはとるのに失敗すると取り返しがつきにくいものである。こちらの難易度の方がはるかに高い。加えて、肖像権や、著作権などの類の処理についてもかなり幅広いものとなってくる。したがって、丁寧な準備が求められるものである。内容の整理はもちろんのこと、インタビューの整理、話の聞き方などなどなど、加えて、機材の使い方の練習、機材の管理、電池のあるなしの点検など。

少しずつ作業を進めながら、一つのものを作り上げることになるのだが、それを丁寧に整理して言いたいことをいうということはかなり高度な作業である。

何より相手がいることである。相手の思いにも応えなければならない。ここが一番のモチベーションになる。こちらが安易に投げ出すことはできない。なぜなら相手がいることだから。それだけに題材を考えるのは慎重さが求められることである。

題材を考えるのには常にアンテナを張らなければならない。一番難しいのは、題材を考えることである。大半の人たちは、題材を考えることができない。生徒が一番苦手とするのはここにあるのを痛感している。それもまた勉強である。
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