記述力 [教科(数学)指導者として]
大学入試センター試験が終われば、2次試験が待っている。2次試験は、ほとんどの場合には記述式である。
大学入試センター試験で問うことができなかったことを聞く試験であるべきである。早く解いて結果を出せる力も当然必要ではあるが、それよりも大事なことがある。
記述式の試験では、解答の流れ、根拠を丁寧に書かなければならない。理由を明確に表現しなければならない。
そういう力を見る試験なのである。
受験対策の流れで考えると、
記述力を付ける→センター試験対策→記述力を付けた形で2次対策
というのが理想であるが、センター試験の対策がすっかりメインになっているので、2次対策に力を入れていない場合には、苦戦することになる。どこの学校もセンター対策の話はするのであろうが。
結局のところ、2次対策をきちんとしておかないと、自力はつかないものである。今年のセンター試験は典型的にそういう問題であった。問題作成者は、そういうメッセージを発してきたのだろう。
やはり、地道に勉強を重ねる人が最後には勝つ、ということなのだろう。
さて、来年のセンター試験対策は読めないので本当に困るだろうが、私が3年生を担当する可能性はあるのかどうかよくわからない。
新しいカリキュラムの試験に関しては、本当に傾向などが読めないので全体的な内容をおさらいながら、傾向を探っていくことになる。そちらは間違いなく、一点豪華主義的な実力向上よりも、総合力をあげるところから始めなければならないだろう。
大学入試センター試験で問うことができなかったことを聞く試験であるべきである。早く解いて結果を出せる力も当然必要ではあるが、それよりも大事なことがある。
記述式の試験では、解答の流れ、根拠を丁寧に書かなければならない。理由を明確に表現しなければならない。
そういう力を見る試験なのである。
受験対策の流れで考えると、
記述力を付ける→センター試験対策→記述力を付けた形で2次対策
というのが理想であるが、センター試験の対策がすっかりメインになっているので、2次対策に力を入れていない場合には、苦戦することになる。どこの学校もセンター対策の話はするのであろうが。
結局のところ、2次対策をきちんとしておかないと、自力はつかないものである。今年のセンター試験は典型的にそういう問題であった。問題作成者は、そういうメッセージを発してきたのだろう。
やはり、地道に勉強を重ねる人が最後には勝つ、ということなのだろう。
さて、来年のセンター試験対策は読めないので本当に困るだろうが、私が3年生を担当する可能性はあるのかどうかよくわからない。
新しいカリキュラムの試験に関しては、本当に傾向などが読めないので全体的な内容をおさらいながら、傾向を探っていくことになる。そちらは間違いなく、一点豪華主義的な実力向上よりも、総合力をあげるところから始めなければならないだろう。
配点の比率などもあるから,センター対策もそれなりに大事という考え方もあるのでしょうが,あまりに傾向を意識しすぎると,今年のようなあざ笑うような出題もあるわけですからねえ。
ただ,どうも,世の中では,センター対策ができてから記述対策へ,という流れで考える人が多いようで,そこは不思議ですね。そんなことでは間に合わないというのに。
そう考えると,センター出題者のS氏が話していた「センター対策に時間をとらせたくないような出題をしたい」というのは,分かる気がします。現実には,短時間での処理能力が問われますから,直前にしっかりとセットを数多くこなして体を慣れさせるのは必要ですが,それを除けば記述の対策だけで十分とも言えます。2次レベルでもおかしくない問題も多く出題されるなかでは,日頃から穴埋めの練習をしているというだけでは対応できないでしょうし,そうあってほしいものです。
by 留数 (2013-02-08 01:12)
そもそも、センター試験が国公立大学2次試験を受ける権利を得るための資格試験的なものになってくればいいのですが。話としてはよく出ますが、そうはならないのでしょうかね・・・。
by bashy0322 (2013-02-08 06:19)