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研修旅行が終わる [勤務校関連]

研修旅行が終わった。命が削れるほど大変だった。内容そのものについては、あまり問題はなかったように思えるが、こちらの日常の指導を反省しなければならないことを感じた。

初めての海外ということは、私にとって想像以上に大きな障壁となった。想定の範囲外のことが多く、先が見えないことが私を無駄に消耗させた。

ただ、学んだことは大きかった。現地高校生との交流は非常に刺激的であった。こちらの高校でいうところの文字通りの進学校で、すれたところが全くない。中途半端な能力しかない生徒とは、少し性格的にすれたところというか、斜に構えている生徒がいるが、そのようなそぶりは全くない。

次に、日本に対して進出したいという思いを持っている生徒がいるということ。現地は、30年前の日本を見ているようだった。どこかで日本に対しての畏敬の念を持っているようだったが、今後は、長いスパンで見ると猛烈なエネルギーで追撃してくることだろう。それは日本がそうだったのと同じだ。

孤児院も訪問してきた。孤児院は、日本の援助がけっこう入っているようで、日本人は大いに歓迎された。私が何かをしているわけでもないのだろうが、少し嬉しくなった。ただ、いる子たちの様子はさまざまで、戦争の影響は色濃く残っていることもあることもわかった。

それにしても、幸せって何なのでしょうねえ・・・。ベトナムに住んでいる人たちは彼らなりに幸せそうでした。


写真が整理できたらまた書きます。しばらくは残務整理のために書くことは難しそうです。
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コメント 4

shira

 お疲れさまでした。やっぱり現地に行かないと実感できないことってあるんですね。
by shira (2013-11-11 21:24) 

bashy0322

>shiraさん
今日まで代休です。言葉で伝え切れない何かってあるものですね。行って、空気を感じて、その中で得られるものは変えがたいのかもしれませんね。これでベトナムによりいっそう、親近感もわくでしょうし・・・。
by bashy0322 (2013-11-12 13:49) 

自称隊長

日本にも児童養護施設がありますが、現地の孤児院とは全く別物になってしまっているから、本来の意味合いを持つ、身寄りのない孤児たちを育てる場所を見られたことは生徒にとっては幸せな経験ですね。と、施設勤めを経験した自分の体験から感じました。
by 自称隊長 (2013-11-24 08:48) 

bashy0322

>自称隊長さん
子供はどこの国でも屈託はありませんが、その国が抱える問題を一身に背負わされているのを感じました。社会的弱者にならざるを得ない人たちが1人でも少なくなるような社会になってほしいと感じました。
by bashy0322 (2013-11-27 07:29) 

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