情報過多な毎日

私たちはさまざまな情報に囲まれている。たまたま、そういう時間から自分を少し解放してみた。年末年始になれば、自然と少しそういう情報から解放されるものなのかもしれない。

そういう時間を体験してみると、普段は、情報にしがみついているようなところがあるのかもしれないなと思った。

私の授業は情報を扱う科目もあるわけだが、非常に幅が広い。この授業をもって万能と思われても困るし、そもそもこの広い意味を持つ名称がついている科目でそういった内容を網羅できるはずもない。だからこの科目の名称は変えた方が良いのではないかとも感じる。

普段さまざまな情報に触れて心を乱すということが多い、ということなのかなと思う。自分にとって必要な情報、総出内情報があって、その必要でない情報が多くなると、こちらの息が切れてしまい、気持ちが乱れてしまう。

若いときには、情報を仕入れることが正義みたいなところがあったわけだが、そういう必要がそもそもあるのか、みたいなこともきちんと考えねばならないと感じた。その方が落ち着いた人間のように思われるみたいなところがあるようにも思う。

お年寄りのいるところでどんなテレビを見ているのかなと思い、何気なくかかっているテレビチャンネルを見ると、ＮＨＫであることが多いように思うが、落ち着いて情報発信することとか、収集するとかという心の持ちようみたいなところが、あるのかもしれないなと思うときがある。

ＳＮＳでいろいろなことを発信する人としない人がいるが、発信しないというのも１つの方法なのかもしれないなと思ったりもする。ここ数年は少し発信を減らしている。こうして自分自身を少し試しているところもある。