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zoomとgoogle classroomで大混乱? [超個人的感想]

いろいろな学校で最近よく聞く話。

急速に広まったこの2つのソフトを使いこなすための技術が不足しながら自転車操業。多くの学校がこの現実に直面していると聞く。

やり方の研修会などもすでに行われる様子もなく、「勝手に勉強してくれ」状態で、勉強する人としない人の格差が広がっていく。私も若干置いてけぼりを食ってきている。

仕方がないので本を購入して勉強を開始、どうにか追いつこうと必死である。

この状態で露呈したのが、パソコンやデジタル機器が苦手な特にシニア世代の教員であろう。新しいことを学ぼうとする気持ちが足りないというか、ない人も少なくない。心の中で『何でこんなことをこの年齢で勉強せにゃならんのだ?』というのが吹き出しとして出ているようである。

コロナの接種の関係でスマホでワクチン接種ができない予約ができない高齢者の方を想像してもらえればわかるだろう。スマホを使いこなそうということ自体が無理なのであろう。企画する側はスマホを使ってやってほしい。でも無理、ではどうすれば?みたいな図式である。教師も似たようなことを言っている人たちもいる。教える側で給料をもらうのにそんなことできないの?と思うかもしれないが、本質は同じ。「にんげんだもの」ということなのだろう。教員も再雇用の方とか、定年が延長になってくれば、教員集団の平均年齢も上がってくることだろう。

新しいことに対応する気持ちが持てない先生をその気にさせるのは容易なことではない。

そして、そのゾーンに近い年代になりつつある私も、少しその気持ちがわかりつつあるようで少々さみしい。もちろん私はあらがう側の人間ではあるなので、本を買って勉強しているわけだが。
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留数

 新しいことへの対応に鈍いのは,えてして教員はその傾向が多少強いのでしょうけど,なぜそのようなことを学ばないといけないかというよりは,本質的でないところに時間をかけるのに意味があるのか,という思いの方が,自分としては強いですね。それに時間をかけるならば,教材研究をした方がよほど有益なので。
 時代によってベースとなるものが変わっていくのは仕方ないところですが,昔に比べて,そういったものに金がかかりすぎる気がする,というのもどうしたものかなあと。先日の記事ではありませんが,そういうものは自腹でやることなのか,とも思うわけで。そのような,商売的な傾向が強いのも,いまいち好かない理由かもしれません。
by 留数 (2021-06-18 06:37) 

bashy0322

>留数さん
コメントありがとうございます。塾と学校の違いは、勉強に特化できるかできないかみたいなところで、現状の教員には膨大な雑用業務があるということになるでしょうか。「その中の1つ」という位置づけになっているところでしょう。これはきっと雑用です。でも、雑用はしたくないという人はやらない。結局、善意がある人がやる、みたいなことかもしれませんね。勉強の本質と関係があるのかと言われると、そこまでの努力をしたら得られるものはあるのかもしれませんが。
何らかのアドバルーンを上げるための方策の1つとして利権が絡んでいるという意味合いにおいては、今の教育界が巻き込まれているという代表的な1つになっているかもしれませんね。
by bashy0322 (2021-06-18 08:02) 

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