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ときどき無性にゲームをしたくなる [超個人的感想]

恐ろしい習性とでも言おうか・・・。

私が子供のときには、大人がゲームをしているという人は周りにはいなかった。しかし、ファミコンが出てから40年近くが経過した現在、大人がゲームをすることに違和感がなくなった社会。

でも、なんとなく、大人がゲームをしていることに少しばかり違和感というか、しっくりと来ない感じがしてしまう。ゲームから足を洗った宣言をしたものの、ちょっとしたことでかつてのウズウズが出てきてしまうことがあり、無性に昔のゲームをしたくなることがある。

親は、これからの時代は、デジタルデバイスを使いこなす時代がくるということでゲームをすることを早くから認めてくれた。おかげで、自宅はゲームセンター状態となり、1月1日から大晦日まで私の家に友人が来ない日は多分なかった。恐ろしいゲームセンターぶりであった。

周りの人たちは、「こんなにゲームばっかりしてして、どこに勉強をする時間があったのか?」と思っていたようだ。たしかにその通りで、ゲームセンターは営業していたが、24時間営業ではなかった。間の時間はほとんど勉強していた。振り返ればそんな感じだったかもしれない。ゲームをする時間は、多分中学校時代が最盛期で、2年生あたりが一番やっていた気がする。しかし、友達が返ったらほとんどやっていなかったと思う。外の大会にもだいたい参加して、優勝が2回と、準優勝が1回だった気がする。この前ヤフオクでその景品を出したら、高値で売れてびっくりした。

高校1年生のとき、PCエンジンで「ダンジョンエクスプローラー」なる5人同時プレイができるアクションRPGが発売された。このために、コントローラーを5個買い揃え、マルチタップを購入し、弟が高校入試を終えてから当日から猛烈にプレーを開始した。あの頃が一番ゲームが楽しかったなという思い出として残っている。それからは、勉強にのめり込みだしてしまい、少し疎遠になってしまったところがある。弟は入試の翌日の面接で散々な結果となり、かろうじて合格したらしいという話のようであったが。

そこにいた5人のメンバーたちは、すでに別れ別れになり、それぞれの道を進んでいるわけだが、ときどき、あの頃に戻ってゲームしたいなと無性に思ううことがある。現在、メンバーの行方がわかっているのが全員ではない。先日実家に帰省した際に、うち一人の家にアポ無しで突然お邪魔したが、すぐに30年を超えられる会話ができるのが嬉しかった。

次集まれることがあるとすれば、多分それは定年退職後の世界しかないだろうなと思うが、その時を今から楽しみにしている。

生きていれば、また、いつかどこかで・・・。それまでみんな元気でいてほしい。
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