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教師用の指導書 [教科(数学)指導者として]

新しいカリキュラムが始まるのに、指導書を買うことになった。

指導書は、なかなか高価なもので、10000円以上するものもある。

ところが、見る機会が少ない人も多い。


勉強になる内容も多々あるのだが、それをじっくりと読み込む時間もない。でも、きちんと読み込めば、大変参考になるはずであるが・・・。


生徒にとって、教科書ガイドの解答よりははるかに当てになると思われるので、教科書の解答はコピーして渡すことにしている。

勤務校ではシラバスを生徒に配布しているので、そのための配当時間を調べるのが最大の役目になっている。
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留数

 実質的な採択権を持つ高校に関しては,どの会社の教科書を採択するのかというのは,指導書の類がしっかりしているかどうかということによる,というぐらいだそうで,教科書の内容の良さよりは,いかに教えやすいか,が大事なのだとか(笑)。それだけ,生徒ではなく教師に至れり尽くせりです。

 指導書は,つまみ食いでいくつか見てみたことはありますが,新しくなるほど,指導者が読んで興味を惹く内容というのは減っている感じですね。個人的な嗜好によるのでしょうが,そういう内容を載せていては,教科書が売れなくなるからでしょう。寂しい話ですが。

 ちなみに,数学では異彩を放った三省堂の教科書の復刻のようなもの(本文と指導書を合本にしたもの)が,ちくま文庫から何冊か出ています(確率・統計と,まもなく基礎解析も)。ご覧になってみてはどうですか。
by 留数 (2012-04-06 12:22) 

bashy0322

どうしてなのかはわかりませんが、教員も年々激務になっている気がします。少なくとも、私の周りはそうです。

ゆとりがなくなっていくと、幅広い教養的なものがどんどん削られていき、インスタントラーメンのような即席のものがはやっていってしまうのでしょうか。非常に悲しい話ではありますが、骨太の勉強をする時間が貴重な気がします。

世の中もそうなっているのか、それよりも余暇を大事にしているのかはわかりませんが・・・その延長線上に実は、日本の現状があったり、これから進む方向性がちらりと見えている気がしてなりません。

皆さん、いろいろな分野の学びをしてきたと思いますが、その分野を通して見えてくるこれからの行く末というのが見えているとしたら、その学びを真剣にしているのではないかと思います。どの分野の勉強をしたとしても、多分見える未来予想図は同じなのではないかと。そんなことを思いながら、あれこれ苦悩しているのです。

未だに、数学Ⅰ、基礎解析、代数幾何、微分積分、確率統計の4STEPを捨てられずに持っている私にとって、それが私の原点なのだと思っています。あの時の勉強は骨太であった・・・。残念ながら、教科書は捨ててしまいましたが。
by bashy0322 (2012-04-06 18:02) 

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