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できなければ諦めるくらいの発想 [受験生たちへ]

これだけ年齢を重ねると、資格試験的なものとか、採用試験的なものなど、いろいろな経験をしている。

そのとき感じるのは、与えられた時間内に最大のパフォーマンスを発揮するためには、ある種の割り切りも必要だということである。

この問題集でとれるところまで点数を取る言う発想。逆の言い方をすれば、「これに出ていない考え方などは捨てる」という発想である。この発想をするのは勇気が要る。

この発想のメリットは、「試験直前になったときにあわてない」と言うことだろうか。たくさんの問題集に手を出すと、わからないことがたくさんあることで焦ることになる。メンタルの段階で本番で良い点数を取るという意味で良い結果に繋がらなくなるかもしれない。

理系の国語と社会、文系の数学と理科あたりは、これでやってもある程度のところまでは行けるように思う。プラス、実践力をつけるために模擬試験の解き直しもあった方が良い。

これらのセンターのみとなるような科目は、あまり深追いして、大事な科目への手が届かないようにしたいものである。

基本的には、センター試験のみの科目については、そのような対策の方法が現実的であろう。もちろん、日本を代表するような学校になれば、そうもいかないが。


大事な科目では、特に私大3科目型の入試では、コアなところからマニアックなところまで網羅しなればならないので、何冊も問題集を買って横断的な学習をしなければならない。

そのときにどの問題集に取り組むのか、というのはけっこう大きなことになるな。問題集のセレクトはかなり大きなウエイトを占めることになる。受験生たちは、数学はもちろんのこと、他科目も含めて情報収集に努められたい。
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shira

 あー、わかります。難関私立大学にチャレンジする生徒(地力が不足しているチャレンジャー)は、過去問中のやたらと難しい問題に幻惑されて、難問ばかり意識して基礎を疎かにして失敗します。
 私は問題を基本・応用・難問に分けて、「基本は誰でも出来る問題だから、1問でも落としたら確実に負ける。基本の借金を応用・難問で逆転するのは不可能だ。だから基本は全問正解、応用は引き分け以上、難問は1つでも当てるというのが必勝法」と言ってます。
by shira (2012-10-12 21:26) 

bashy0322

わかりやすい表現ですね。さすがです。

落とせない問題は絶対取らないといけないですね。数学でも間違いなくそうです。
by bashy0322 (2012-10-12 22:12) 

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