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微妙に違う解き味の違いを活かす [教科(数学)指導者として]

数学の問題を解くときには、難しい問題ほど、先生方は、微妙に問題の解き方やアプローチの仕方が異なる。

そこを授業に活かすことができたら、生徒は同じ問題でも違う説明を聞くことができるとも言える。

勤務校は、1人の担当で1つのクラスを持つことが多いが、単位数が多いだけに、ある先生の指導を受けると、その先生のときか確か学べないとも言える。その先生がマルチな解説をしてくれれば問題がないが、そうは言っても、その先生にも限界があるかもしれない。

1つのクラスを複数で持つことには、補完することができるともいえるわけだ。一人の先生が1つのクラスを集中的に担当するということは、リスキーである。

ただ、それは複数の担当の先生がいる学校に限られる話ではあるが・・・。
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留数

 いろいろな考え方を見せられればそれに越したことはないものの,聴衆の程度によってはそれが混乱の元になる可能性もあるわけで,ならば,1つの考え方・解法に徹する方がいい,という考え方もありますね。いずれにしても,教師の手腕によるところです。

 今回の話とは違いますが,似た話として,教師の持ち上がりがいいかどうか,もありますね。自分の場合は,教わっているときは,1人の先生に続けて習う方が系統立っていていいと思っていました(巡り合わせもよかったのでしょう)が,これもまた,その先生の数学観しか学べないということでもありますから,教える側に立った今は,いろいろな先生に教わる方がいいのでは,などと感じます。自分が習った当時も,教えている現在も,数学の授業は基本的に2人の先生に習う形なので,完全に1人に拘束されるわけではないのですが,やはり,いろいろな人生観に触れてもらう方がいいのでしょう。
by 留数 (2013-04-08 21:37) 

bashy0322

>留数さん
先生方の意識がそろっていればできることかもしれませんね。教師はサイボーグではないので、人生観というのも1つの授業を構成するファクターになり得ますね。
by bashy0322 (2013-04-09 07:00) 

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