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4STEPと同じ問題をテストに出すこと [勤務校関連]

私は基本的に4STEPと同じ問題をテストに出している。その理由はいくつかある。

① 生徒のやる気の問題
 同じ問題であればやるが起きるという現実があるようなので、同じ問題を基本としている。ただし、変えることもまれにある。

② 授業が速いための負担軽減策
 中高一貫校であればともかく、高校でどうにかするということでやっていることなので、授業の速度が他校より速い。それで生徒が苦しそうにしているので、負担軽減策の1つとなっている。

③ 問題集に対しての執着心をつけるため
 問題集を繰り返し行うということが基本的に力がつくためには大事である。そこで、1つの問題集を極めさせるという方法をとっている。そういうことなので、私自身も1つの問題に対して幅広い解答を準備する必要がある。したがって、私も問題はA問題は解いていないが、ひと通りといておいてある。

その効果の検証をしてみると、たとえば、ベネッセの模擬試験のGTZ(学習到達ゾーン)において、S1をとることは十分に可能である。現実に取っている生徒が複数名いる。ただし、その生徒は単なる暗記に終わることなく、きちんと解答を納得した上で学ぶことをしている生徒である。自らの思考で解答を書くことができる生徒は強い。

よく業界でいうところの「1つの問題集を極める」ということを実践している例になるのかもしれない。問題集の質が悪いとどうしようもないが、全国的にある程度使われている問題集であるということから、4STEPにすべてをかける形で授業を行っているし、幅広い解答を見せることで立体的な授業を心がけてもいる。それなりに結果が出るという実感がある生徒がいると、それが周りにも伝わり、より頑張るようになるという傾向にもつながっていくので、いい流れができているように思う。

夏休みに死ぬほど勉強して助かった・・・とつくづく思う。研修旅行前、貯金が効いている。
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