年をまたとる

また年をとってしまった。

ここ数年でぐっと体力が落ちてしまった。一応それにあらがってみようと思い、運動をしてはみるものの、劇的な改善が見られるわけではなくなってしまった。ちょっと悔しい。

それから、どうしても死に近づいているからなのか、あまり向上心がわいてこなくなってきている。反省しなければならない。どうせあと何年という思いが脳裏をよぎるようになってきたのも悲しい。そうもいっていられないのだが。数学は奥が深いし、教育業界の動きも私立の場合は比較的速いのだ。

生徒たちは３年の大事な時期になってきているのに、他の雑用が多すぎてなかなか回らないのも残念だ。少しずつストレスがかかってきていて、気を遣わなければならなくなってきているのも確かだ。反抗期だし、八つ当たりなどもあるし。難しい時期だ。生徒たちも思い通りにはいかないだろうし。周りの人間もけっこう大変だ。でも、自分のときもきっとそうだったという思いもあるので、頑張らないと。

そんなこんなで今日も１日が過ぎている。３年の担任はけっこうしんどいが、勤続２０年目にして９回目というハイペースだ。日本全国を探しても珍しいのではないか？と勝手に思っている。

寿命が縮んでいるのを痛感する。もうちょっと遊ぶ時間がほしいと願う。もうちょっと人生を謳歌しても良いのではないかと思うが・・・なぜかそういう立場になることはない。旅に出たいなぁ・・・。

コメント 2

　あら、お誕生日だったんですか。おめでとうございます。
　私は当年取って52歳ですが、50歳を過ぎてからの方がいろんな面で前向きになってるような気がしてます。なかなか抜けなかった腰痛も軽い筋トレ(5分くらい)を毎日やるようにしたらずいぶんよくなって、ほとんど医者に行かなくなりました。
　本業の方でも英語の新課程「英語で英語を教える」を今年から担当してます。なかなか慣れませんが、覚悟を決めるといろいろと工夫しようと考えるもので、恐れていたほどつらいもんじゃなかったですよ。
by shira (2014-09-03 22:56) 

＞shiraさん
ありがとうございます。覚悟を決めるという意味では少し弱いのかも知れませんね。反省しなければなりません。

センター試験の願書のことだとか、推薦のことだとか、調査書のことだとか、組合のことだとか、考えればきりがない。もう少し仕事を緩和してほしいと切に願いますが、なぜかそれが減ることはないですね。いい企業戦士の見本みたいになっていて、最近嫌気がさしているのかも知れません。仕事を精選しているところではあります。残念ですが、部活動の顧問も今年度で終わってしまう可能性が高い。輝かしい全国大会の記憶もこれでおしまい。そういう意味では覚悟は決まっているのかも知れませんが。

生徒は生徒なりに頑張っているだけに、こちらも頑張らねばとは思いますが、頑張るというのにも限界があります。先日母校に行ってきましたが、教員の中でのメンタルがやられる人が多いという話は世の中にはけっこうあるものなのですね。

人生いろいろです。どの人生が本人にとって幸せな人生なのか、彼らの人生を考えることはもちろんのことです。彼らに行きたいところに行ってもらいたいなあと真剣に考えるのはもちろんのこと。でも、自分の人生ももっと真剣に考えなければならないと感じます。犠牲の精神だけで、結局自分の人生を台無しにしたら、それはそれでみんなにとっては良くないことのように思いますので・・・。
by bashy0322 (2014-09-04 07:23)