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敵を知ること [教科(数学)指導者として]

まもなく、夏休みが終わる時期と言いつつ、勤務校ではすでに2学期が始まっている。

夏休みで一通り仕上がったと言うことであれば、そもそも志望校の問題に1度目を通す必要があるだろう。問題を解けるかどうかは別にしても、どのくらいの難易度なのか、どういう形式なのかは、実際の試験を見ないとわからない。

ということで、今年は先手必勝で、2次試験の過去問を生徒に配り始めている。それをすると、やはり意識の高い生徒はよく見て傾向を探り始めた。この時期にこれをやっておくと、少し意識が変わってくるので、重要だと考えている。

そう思ったのは、私が今、科目履修生として試験勉強にいそしんでいることもある。最初の試験では、傾向と対策が全くわからなかったので我流で勉強していたが、どんな問題が出るのかという情報がないと、学習が散漫になりやすい。結果、膨大な時間を要したが、2回目の試験の際には、ある程度様子がわかったので、少し効果的に学習ができたように感じた。身をもって体験したときに、初めてそのような意識が芽生えたのだった。

ということで、さらにモチベーションを上げ、注意すべき分野を意識した上で、学習を効果的にすることができたように思えた。もちろん、カリキュラムが変わったばかりなので、どこが出るかということは、自信をもって答えることはいえないだろうけれども。
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