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芸術鑑賞のプログラムに思うこと [超個人的感想]

芸術鑑賞があった。

私は生徒ではないのでお客さんではなく、企画する側になるわけだが、企画する側の意図が色濃く反映される行事のように思える。前にいた芸術科の先生のときには、とにかく芸術とは何かと言うことを問い続けて、こうあるべきであるということを色濃く反映させた企画が多かった。

しかし、その先生が辞めてしまった今となっては、その色は影も形もない。企画する側の考え方というのがこれほどまでに出る者なのかと驚かされることの1つである。

残念ながら、芸術科の専任の教員が1人もいないので、そういうこだわりを発揮することができる教員がいない、ということになってしまった。いなくなってからと言うもの、そのようなこだわりがなくなってしまうのもどうなのかな、と思う。

ただ、皮肉なことに、生徒には非常に好評である。

同じようなことで、以前にいた養護教員が退職されるまでは、自動販売機に炭酸の飲み物はなかった。これはどうやらその先生の特別なこだわりがあったらしいが、今となっては、炭酸も普通に売られている。その先生がいなくなるのを見計らってそのようなことが起きるというのも、少し残念だなあと思うのは私だけなのだろうか。

面倒くさいことを言う人を煙たがる1つの例になるのかもしれないが、そういうのがあるということも、教育の現場ではあって良いのではないかと個人的には思っている。
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