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教員採用試験 [超個人的感想]

勤務校周辺の地域では、週末には教員採用試験の1次試験がある。何人かの先生は、その試験を受けるために必死に準備を進めているようだ。

教員採用試験の倍率は、ここ数年は、比較的受かりやすい数字で推移しているといっていいかもしれない。もちろん括りによるだろう。状況によっては、全く合格しない倍率になったり、採用がないということもある。希望者が多いということはその職種に魅力があるということ、反対であればそうではないということになる。単純な話だ。後はやめる方々とやりたいという方のバランス。将来教員が余ったからといってやめさせるわけにもいかないのだから、そこの調整も人の採用ということで吸収しなければならない。緻密な計算の中で採用する予定の人数は決められていて当然だ。

教員を取り巻く状況が最近話題に上ることが増えたが、「ブラック企業的な風土が好きでない」ということであれば、現状は、あまり勧められる仕事ではない。コアなところは部活動、生徒会活動、進学講習、長期休みあたりかな。しかし、もしも、部活動の問題などが整理されれば、世の中のあり方が大きく変わることにつながっていくのはなんとなく想像がつく。教育のあり方が社会のあり方の変化につながっていくからだ。生徒の意識が数十年後の社会のあり方を作っていくとすれば、教育の変化は確実に社会の変化につながっていく。どんな社会を作りたいか、大学受験が変わることが大きな鍵を握っていること、そこで部活動をはじめとする課外活動の位置づけがどうなっていくのか、そういう意味でも、これからの教育改革に注目していきたい。
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