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テスト問題は今日完成させねばならぬ [勤務校関連]

テスト問題がもう少しでできるところまで来た。

いつもながら、テスト問題を作成するのは神経を必要とする。

中学校だったら、先生方が作った問題を塾の先生が分析して、「こんな問題が出る」という予想問題を作ると聞く。自分は塾に行ったことがないのでよくわからないが・・・生徒がときどき言っている。

自分の問題にもアルゴリズムはあると自覚している。きちんと分析すればアルゴリズムがバレバレだと思うけれども、問題を解く側の生徒たちは気が付いているかどうかわからない。ちゃんと勉強している生徒にとっては気が付くのではないだろうか?それに気が付かないとすれば、まだ修行が足りないな。勉強ができる生徒というのは、そのへんがよく見えているので質問する問題も非常にこちらが答えにくいものを聞いてくるものだ。

自分がテストのとき驚いた経験・・・高校の英語の試験で、試験範囲が教科書の本文で50ページほどあったが1行だけどうもしっくりこないところがあった。それをテスト前に聞いたところ、なんとその1行が本テストの訳の問題で出た。あれはビビった。その心境というのがこの仕事をやってなんとなくわかる。


話は変わるが、どうやら、新しいカリキュラムの4STEPはあまり収録されている問題が変わらないらしい。毎日のように質問されている問題が変わらないのはちょっとだけありがたい。教える側にとっては。安心して難関校の入試問題の問題を暇さえあれば解けば、何とか生きていけるということだ・・・自分の時はカリキュラムが充実していたおかげで、今の4STEPが簡単にみえる。「ゆとり教育」は「ゆとり教育」を受けていなかった教師にとっては、教える内容のレベルが高くて困るというケースが少なくなるという観点においてはありがたい。

ただ、残念ながら、日本の労働者のレベルは数学の力が落ちることによって低くなっていくのかもしれない。日本の国力が落ちる。そういう意味においては、「ゆとり教育」は迷惑以外の何ものでもない。そうならないように、しっかり勉強するのだ。若者たち!
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