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負けず嫌いはとまらない [超個人的感想]

気がついたら敬老の日は終わっていた。気がついたら親も敬老の日の「老」の世代に入っている。

北海道の歴史は浅いので、開拓をしたという世代が「老」の世代にまだいる。

歴史が浅い分だけ、まだまだ新しいものができる可能性を秘めているとも言える。


三連休の最後の日に北海道の1つの歴史の節目になることを見に行く予定だ。同時に、40年以上もの間、北海道の果ての果てで黙々と仕事をこなしてきた方が最後の仕事を迎える。北海道を作り上げてきた人たちは、道なき道を切り開いたり、自然の中で闘ってきたんだなあと思う。そういう世代が1人、また1人と時代の流れのために古くから行っている仕事をやめてきているのも事実だ。

振り返って自分の祖父も、本州から農業をやるために入植してきた人であった。103歳で亡くなってしまったが、その前にいろいろと取材したことがあった。それをビデオ化して某テレビ局に作品として出し、おかげさまでテレビに出演することもできたのである。一応、全国ネットで何回かオンエアもされた。テレビ出演のために10キロダイエットした日々が懐かしい。

昔の人たちが森を拓いて1つのことをなすと言うことはとてつもないことだ。何もないところで木を切って、運んで、耕して、作物を作るというのは途方も暮れる作業だっただろう。

でも、そこには今は実りの大地が続いている。そこには何か特別な思いがあるに違いない。


昔の人たちは、寡黙に物事を成し遂げていく。そのことが自分の中にもたぶんあるんだろうな。負けず嫌いはとまらない。たとえそれが限りなく不可能なことだと思ったとしても、最後まであきらめないのが自分の信条だが、最近はほどほどにしないといけないという気持ちもある。


健康度外視で極限までいってしまうところがあるので、何かの拍子にコロンと逝ってしまわないようにしたい。父親がいない上、自分も逝ってしまったら母親に申し訳が立たない。親よりも子供が先に亡くなるほど親不孝なことはない。それこそが最高の親孝行だと思って今日も元気に頑張ろう。でも、祖父譲りなのか、父親譲りなのかわからない頑固一徹な性格は残念ながら改善されないので、死ぬ一歩手前までのめり込んでしまうのが何とも悲しい。
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きりたん

呑気なコメントで申し訳ないのですが、
最近、世の中いろんな人がいるなあ、あらためてと思ってます。
頑固に生きているやふあーぁと生きている人や、
それぞれ生きるってドラマだなあと感じる今日この頃です。
by きりたん (2011-09-25 08:33) 

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