テスト中に小休止？

最近、私の想定の範囲を超えた生徒が増えてきた。

試験中に休憩を一度入れる生徒が現れたのである。数年前から見かけるようになった。そして、ここ数年で急激に増えた。

いきなり試験中動かなくなるのだ。しかし、寝ているのかと思えばそうでもない。頭を休めているそうである。そうして、ある時間が経ったら生徒は再び動き始めるのであった。

試験中に小休止を入れる生徒がでてきたことに気がついたのは、５年くらい前だろうか。これに違和感を持った私の方がどうかしていたら困るので、他の先生に聞いてみたが、先生方も驚いていたようだった。

自分が頭がおかしいのではなかったか・・・。

しかし、最近では、これぞ、昭和世代と平成世代の違いなのかもしれないな、と思うようになってきた。


私は、そのまま深みにはまって寝てしまうかもしれないと思うので、その度胸はない。ましてや自分の評価がかかったことで小休止をするのは時間がもったいないと思う。

しかし、視点を変えれば、良いパフォーマンスを維持するためには良い方法なのかもしれない、と思う。これが良いのか悪いのかを論じようというのではない。良いパフォーマンスをだすためには、いたずらな根性論ではなく、効率の良さが必要なのかもしれない。はたまた、持久力がなくなった生徒たちの精神力が持たない、日常の生活の中で集中力が鍛えられていない、ということなのかもしれない。

いずれにしても、ずいぶんと変わったものである。昭和の人でも小休止はあったかもしれないが・・・テスト中にはなかったと思うのだが？わからないで試験終了までの小（？）休止はあったかもしれない。それは今も昔も変わらないだろうが。

コメント 2

わからなくて固まっている、と思っていましたが、小休止とは。。。
今度、その視点から見てみます。
by きりたん (2011-12-05 00:54) 

　定期テストで寝ちゃう生徒はいっぱいいますけど、小休止ってのは見たことないですね。
by shira (2011-12-05 21:00)