「工夫して計算しなさい」の意味するところ [教科(数学)指導者として]
数学の問題のなかには、独特の言い回しをする問題がある。その代表格が、この言い回しだろう。
「先生、工夫ってなんですか?」
自習監督に行っている私に、生徒は素敵な言葉を投げかけた。
「工夫とは、あれこれ試して見ることだろ?」
初歩的なことを聞くものだと思いつつも、よく考えると、ちょっと奥が深いかもしれないと思った。そもそも、工夫という言葉を入れなければならない理由は、あるのだろうか。
工夫することは当たり前だからである。でも、この文言をいれるということは、これまでの考えよりも深く考えなさいよ、ということである。
数学の問題は工夫して解かなくても、ある程度は解ける、ということなのだろうか。
そうだとしたら、数学の面白さもずいぶん勉強用に削り取られてしまっているということなのだろうな。
「先生、工夫ってなんですか?」
自習監督に行っている私に、生徒は素敵な言葉を投げかけた。
「工夫とは、あれこれ試して見ることだろ?」
初歩的なことを聞くものだと思いつつも、よく考えると、ちょっと奥が深いかもしれないと思った。そもそも、工夫という言葉を入れなければならない理由は、あるのだろうか。
工夫することは当たり前だからである。でも、この文言をいれるということは、これまでの考えよりも深く考えなさいよ、ということである。
数学の問題は工夫して解かなくても、ある程度は解ける、ということなのだろうか。
そうだとしたら、数学の面白さもずいぶん勉強用に削り取られてしまっているということなのだろうな。
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