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メディアの影響は恐ろしい [超個人的感想]

勤務校が一度、ぐるぐるナインティナインに出たことがある。当時、視聴率は20%を超えていたようで、たくさんの人たちが見ていたらしい。私は、バラエティー番組は見ないのでよく知らないが。

いろいろなロケをしていった。その年の入学試験の面接での志望理由に、「テレビで見たから」のようなことを言っていた子は非常に多かった。

公立の場合、ロケをするのにはたくさんのハードルがあるようで、そう簡単にはいかない。ところが私立の場合には、そのへんのハードルが低いので、比較的テレビ局やラジオ局からのオファーが多いように思う。

結果、いろいろなところに打診しているが、そこも断られたので、こちらで、ということでの流れであることも少なくないようだ。

今年も、いくつかの番組の関係で取材をされたようであったが、ボツになることや、別の大きなニュースで差し替えられるなどで使われなかったものも含めると、けっこうあると思う。

逆に、ここで変なイメージを持たれると大変なので、こちらももちろんだが、先方にも注文することも多くなる。

そんなこんなでイメージを作り上げるのも大切なことなのだろうな、と思う。

イメージばかりではなく、内面をきちんと見てほしいとも思うが、外面を整えた上での内面なのだろう。

メディアを扱う人たちはくれぐれも一方的な内容にならないように気をつけてもらいたいものである。影響が大きいので、伝え方によっては、いろいろな人たちを傷つける結果になりかねない。

そのことがあるだけに、メディアに対して妙にピリピリすることも多く、嫌な思いをする場合も多い。

また、インターネットなどの媒体もあるので、かなり学校の透明度は増したともいえるかもしれないが、増しただけに、日常気をつけるべき事柄が増えた。個々のリスク管理がことさら強調される時代になったものである。これはこの社会にいるみんなが実感していることだと思う。
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shira

 7年ほど前、私の勤務校(県立)にいわゆる民間人校長が赴任していました。この方は学校のPRに非常に熱心で、イベントがあるたびに地元メディアを呼んで記事化してもらっていました。私はそういうことに全く関心のない人間で、自分が取材を受けたときも名前と顔写真の掲載を拒否したくらいなんですけど、世の中の人はけっこうメディア情報に敏感なようで、当時のPRを好意的に受け止めてくれた方もたくさんいたようです。
by shira (2012-08-24 21:34) 

bashy0322

私学はPRのことばかり考えているので、何かあると新聞社に電話、メディアに電話しているのですよ。

世の中に影響がなくなったら、その私学は終わりです。終わりイコール無職ですので・・・。
by bashy0322 (2012-08-25 07:41) 

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