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多少うるさいところでの勉強で結果を出すのも練習が必要? [受験生たちへ]

模擬試験の会場で普段慣れている人たちが多い会場(学校など)だと起こりえないことも、本番では十分に起こりうる。その一つにいろいろなことが気になると言うことである。「カリカリ・・・」と自分以外の人間が字を書く音が気になって試験に集中できないという経験はよくあることだが、他の受験生が鼻をすする音、深いため息、机や椅子のきしむ音など、試験に関係ないノイズというのは思う以上に存在する。だからといって、注意するわけにもいかないし、威嚇するような音(?)を出すわけにもいかない。変なパフォーマンスをする受験生(というに値しないような人?)がいるかもしれない。要は、その状況下でいかに最大のパフォーマンスを表現できるかどうかなのである。

試験で緊張するタイプの生徒には、そこも含めて、特に「想定の範囲内」であるように十分練習する必要がある。受験生の多くは、音楽で勉強したくない気持ちをごまかして何とか進めている場合もあるかもしれない。ある意味、それはそれで勉強を長続きさせるために重要なことである。(思考が妨げられないように、特に日本語ボーカルはやめた方が良い。クラシックにしておく方が良い。効率が落ちる)

勤務校は、部活動で全国大会に出場するような部であるが、強い部では、インターハイの会場を想定した練習をする。例えば、暑さ対策。30度の中で体育館を閉め切ったまま練習をするとか、普通でも厚手の服を着たまま練習をするなどのことをして、イメージを膨らませる。そういう作業は非常に有用なのだ。それほどの価値があるものであれば、それくらいのことは当たり前のようにするはずである。

ただ、受験の臨場感の中でどうすればいいか。1つはあえて少し環境を悪くして勉強してみる。これは集中力がある程度ある時でないと難しい。勉強にならない場合もあるだろう。その状況下で勉強をするというのも1つの方法かもしれない。公共の図書館ではこそこそとした私語をする人(そういう人がいること自体が問題だ)も中にはいるので、そこに行ってみるのも1つの方法かもしれない。わざわざうるさいところに行くのも時間の無駄なので、さしあたり、登下校で勉強をしようとするときにうるさい人がいても勉強してみて、その状況下でもあえて勉強するというところで手を打ってみてはどうだろうか。
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shira

 沖縄の受験生は音くらいであれこれ言わないでしょうけどね。
by shira (2012-11-27 20:28) 

bashy0322

セミの鳴き声ですか。自然の音と、人工物の音はまた違うかもしれませんけどね。まぁ、一つの訓練にはなるのかもしれない。
by bashy0322 (2012-11-29 07:06) 

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