道なき道を行く

新年度が始まって１か月が経過した。この１か月はストレス太りを併発するなど、私にとっては苦行の１か月となった。私は、仕事の面において道なき道を行かされることが多い。道なき道とは、他人が行ったことがない道のことである。

道がついていない道には「例年通り」は通用しない。日付を変えればすむような公文書もない。これまでのプリントの焼き直しが通用しない。なぜならば、そのプリントがないからである。ということで、連休だというのに、学校に来て仕事をしなければならない。

こういった仕事がいくつもこれまでにあったが、そのことを通して、次に仕事をする人はかなり楽になっているはずである。楽と言うことはそうだが、思考停止状態の人にとっては、日付を変更してできる仕事がたくさんあることは、かなり楽なはずである。


道なき道を行くというのは一番最初に行く人が大変なのはよくわかっているが、それが１つの運命だと思い半分あきらめている。仕事の意欲がない人の仕事は、考えるのが面倒くさいので「例年通り」となるわけだから、そのときのフォーマットが生きることになる。まあ、それで恩恵を受ける生徒がたくさんいるのであればそれはそれで良いのではないか？と自分自身にいい続けて仕事は少しずつ進んでいく・・・。


考えてみれば、昨年度の仕事もそうだった。最初の仕事と言うのはどうしても批判も多くなるので矢面に立たされることも多く、それが結構しんどかったりもするのだが。

このときの仕事をする秘訣は、ほかの人がすることになったとしても、できるような最大公約数的な仕事内容にしておくことである。その気になれば難しい業務にすることもできるのだが、そうなればどこかで必ず破綻するからである。

コメント 2

　学問の世界でも，先駆的な仕事をした人だけが讃えられるという面がありますね。フロンティア精神とでもいうのか，そういう気概を感じます。
by 留数 (2013-05-01 20:02) 

理解してくれる人とそうでない人がいるのですけどね。まあ、悲しいことですが、人生そういうものなのかもしれない。

元気だと気概を感じられるのですが、そうでないとしんどくて辛いです。
by bashy0322 (2013-05-02 06:15)