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studyaidでの試験の作り方 [教科(数学)指導者として]

私は、年間、試験を70本程度作成している。各学年の試験としては、だいたい年間35本ずつ作っていることになる。

shiken.jpg


まず、試験範囲の全部の問題を出す。範囲として除外した問題はこの段階で落とす。

次に、そこから問題を絞っていく。赤点をとらせないための問題も30点分だけ用意しておく。ちなみに、赤点をとった場合には追試で、追試がかさむと年度末残念な結果になる。

問題を絞って、2枚以内におさめる。配点をつけて完成。

ということは、問題は同じ問題を出していることになる。賛否が分かれるところではあるが、授業のペースが恐ろしく速いので、とりあえずはこのようにしてある。


学校のパソコンと家のパソコンをクラウドでつないでいる感じなので、どこでも試験問題はつくれるようにしてある。各パソコンにはパスワードがかかっている。まあ、生徒にパソコンを貸すこともないけど。

家で作業した方が、ラジオを聞きながら仕事ができるので少し嬉しい。
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コメント 4

shira

 そんなに作ってるんですか。確かに本校でも数学は単元ごとに小テストをしてますけど。
by shira (2013-05-18 21:23) 

bashy0322

>shiraさん
私のテストは中テストと言っています。小テストというのには少なくとも45分かかかりますからね。空き時間は常に中テスト作りしている感じですかね。
by bashy0322 (2013-05-19 07:46) 

niseusagi

最近、仕事で三角関数をよく使っています。
①直径20mm、長さ400mmの棒に幅2mmのリボンを棒軸に対し60度で巻きつける時、隙間なく巻きつけるには、長さ何mmのリボンが最低何本必要か?

②直径100mm、長さ1000mmの内容積の円柱容器を立てて上方解放し満水にした後、棒軸に対し60度傾けた時流れ出る水の量と、残る水の量を答えなさい。ただし水の表面張力無視し、傾ける時には最低限しか水がこぼれないものとする。

これを勤務大学の機械科の学生に計算してと言ってもなかなか出来ないです。
こちらは応用問題の初見としたら現役高校生はどれくらい答えられるのでしょうね?感覚的に正答率75%くらいですかね?
by niseusagi (2013-05-30 06:36) 

bashy0322

ご無沙汰しています。お元気そうで何よりです。

実際のところ、勤務校の生徒でできる生徒も少ない気がします。何となくの感触でわかると思いますが、まず、生徒たちは、基本的にある程度のフレームがないと話が見えないことが最大のネック。

たまたまなのですが、昨日、勤務校の系列校に行く機会があり、そこの大学の先生に生徒が問題を出されました。そこの大学のもっともレベルが高い学科の先生が実験のときに「こういう実験をするためにこんな計算を学生ができないんだ」といっていました。いわゆる食塩水の問題をはるかに難しくしたような問題でした。モル計算、単位系の理解、話に関係のない数値の把握・・・いわゆる偏差値が60を軽く超えるような学生でも何度言ってもできるようにならないという話でした。そのことからしても、正答率が75%と言うことは間違いなくないでしょう。むしろ、25%くらいいればいい方かもしれませんよ。一般的な高校生で考えてもそのくらいだと思います。
by bashy0322 (2013-06-01 04:53) 

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