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春休みに「仁義なき自習時間」・・・117時間 [超個人的感想]

春休みに仁義なき講習をすることになった。

内容は、「学校に来て勉強しよう」ということ。ただそれだけである。ときどき、私が数学の講習を行う。あくまでも任意。勤務校は春休みがやたら長いので、その間の企画となる。

これには狙いがある。まずは、自主的に勉強すること。勉強はさせられている間は伸びない。自ら行うものである。するといろいろなことが見えてくる。自分の課題はもちろんのこと、自分の能力の限界、1日にできる勉強量。自分の勉強スタイルの確立・・・。これが見えるだけでも大きな意味がある。このように取り組んでいると、大きな自信になる、ということである。それが一番の成果。

生徒たちは「私が本気を出せばもっとできるはずだ」と考えている場合が多い。でも、真剣にやっている人間ほど限界が見えていて、そこから見えていることも多い。自分の能力に合った取り組みを展開したい。

生徒と戦うことができる時間がどのくらいあるかを計算したところ、悲しいかな、「117時間、生徒と付き合う」という数字が出てきた。うげ~!

現2年生は本番で緊張しやすい生徒が思いのほか多い気がしている。だから仕方がない、自分に自信を持つためには、「やり遂げた感」がないと受験で自分の力を発揮することができない。やり遂げた感は、本人の納得の問題であり、志が高いほど、納得できないものがたまっていくものである。


生徒たちの事情はそれで良いが、私もできるだけ現場にいなければならず、そうなるとたまりにたまっている4STEPの数学Ⅲは全部終わりそうだ。次に行う問題集であるところの河合出版のチョイスも、今までは少し流していたが、これからは力を入れてできそうだ。当初は2年生だけに行う勉強会だったが、1年生に声をかけたところ、1年生もしたいということになったので、人数がけっこう増えた。さすがに根性があるわ。

春休みというのに、持つのか、俺の精神?うまくいったら夏休みも冬休みもする予定ではあるが、さすがに1人では厳しくなってきたのが目下の悩みである。
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留数

 誘惑が多いこの時代では,精神修行的なものも貴重といえますね。
 さすがに高3になると,授業後に自習室などで黙々とやる生徒が多く出てきますが,そういうことを早く経験させるのはいいことですね。
by 留数 (2014-02-10 23:28) 

bashy0322

>留数さん
ありがとうございます。問題は、生徒があまり感謝の気持ちを持っていないかも知れないこととか、こちらの拘束時間が長いことですかね。自分で勉強する内容を考えるということも、1つのセンスですね。いつも与えられているとできない人間になってしまいます。それはそれで困ったものです。
by bashy0322 (2014-02-11 08:59) 

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