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実力がある先生はいるようでいない(らしい) [超個人的感想]

私立ともなると、先生方がヘッドハンティングされる・するという話がときどきある。

私立高校は自由度が高いので、やりたいことができるとなると、条件が良ければ他校に移っていく先生方も多い。そのような移動も、多様な勤務体系から大変増えてきたのを感じる。

その中で聞くのは、意外と力がある先生はそういないということである。特に、数学と英語。受験の屋台骨であるこの科目で絶対的切り札がいるかどうか、というのは非常に大きい。あとはその規模に合わせた先生方の数である。どこの学校も進学校になりたければ、そのような先生方の存在は絶対条件であるし、いかなる手段を用いてでも採ってきたい学校も多いだろう。お金があればお金でということもあるだろうが、お金がなければ、条件面で折り合わないことも多い。

最近は、採用面接もする立場になってきたので、採用するときのポイントから見ることも増えた。自分ならこうするのにな、と思うことでも、人生をかけた緊張する場面ではなかなかできないものだな、と感じている。

併せて、いい人を採るためのは人脈が絶対不可欠だな、と感じる場面もある。ヘッドハンティングする・されるためには、人脈がないとそのような話には絶対にならない。逆に悪い話も恐ろしいほど早いものである。研究会などは所属してみるものだし、そういうところでの発表も見ている人は見ているものなのかも知れない。
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shira

 私にとっては縁の無い話ですけど、伝聞情報では当地の公立高校でもテコ入れのために教科指導の達人を異動させることはあるらしいです。芸のあるひとは大変ですな。
by shira (2014-03-20 21:40) 

留数

 実力があるとはそもそもどういうことか,というのも難しい話というか,学校の実態によりけりですね。その意味では,どんな相手でも満足できるような授業ができるというのが実力があるということかなあと。そのためには,平素の教材研究(一般に,これをやる余裕がどの程度あるかと言うことと学校のレベルは比例していますね)に加えて,研究会などに足を運んでみるなどして徐々につけていくしかないでしょうね。たまにあるそのような機会というのは私立の先生にとっては外の世界を見る数少ない機会でもありますから,いろいろと興味深いです。
 こういう類の人材の発掘は,大学の公募が一番わかりやすい例でしょう。助教のような新人を選ぶ場合,学会の発表で講演を聞いたから知っているということでもけっこう大きいようですから。どこで何を見られているかは分からないものです。
by 留数 (2014-03-21 00:17) 

bashy0322

>shiraさん
教科指導のために先生方が集められているのはあると思います。たぶん、私が高校生の時には集められていましたから。校長の力があるかないかみたいなことのようでしたが・・・教員になったときに聞きました。

>留数さん
人脈が大事ですね。年齢を重ねてそう感じはじめました。先日、よそに動いた先生がいましたが、その名刺の片付けのすさまじいのを目の当たりにしました。名刺を保管することも大事ですね。細かいことですが。
by bashy0322 (2014-03-21 07:34) 

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