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筆耕~賞状の大量生産の中で~ [超個人的感想]

部活の大会が終わった。裏方の業務が山盛りで、出張で出かける。この時期は、全国大会出場を決める大事な仕事である。

賞状を書く仕事があり、最近は、パソコンで行っている部門が多くなっている。

しかし、今回の学校はきちんと書道の先生を連れてきてくれた。ありがたい話である。

パソコンの仕事は、フォーマットに乗っかれば、無難に仕事してくれるが、人の字というのはなんともいえない味わいがある。

大会の後半となると、賞状の大量生産をしなければならないが、大量生産の中でも、ひとつの文化としてあるといいなあと思うものであった。

学校教育の中では芸術の分野が衰退の一途をたどっているように思えるが、こうして改めてみると、残ってほしい文化はまだまだあるものだし、そこに注目されることがあってもいいように思う。androidapp/67290140621094905-1205209692.png

昔は、このような賞状は、上位・下位とわず、筆書きで、全文書いていたということだろうから、そういう意味では頭が下がる。今では、かなりの部分を印刷してあり、上位の賞状、しかも、部分を手書きするだけということになるから、文明の利器の恩恵は計り知れない。
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