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人生デザイン [超個人的感想]

この時代、どのような生き方をするかという授業をすることが市民権を得つつある。多くの学校では、そのための授業計画を立てるために苦労している感じがする。

テレビ番組の中でも、よくよく見ていくと、その手の番組が増えてきている気がしている。もっとも、今までそういう番組に目が向かなかっただけかもしれないが。今見ているのは、「人生デザインU-29」という番組だ。この番組を録画して、人の生き方についてみていくことで、世の中のニーズは何か、人々が情報をほしがっているのかをチェックしている。

あたりまえだが、そのチェックしているのも教員である。雑談レベルでは、いつも今後の生き方についての話を同僚とすることが増えた。これからの日本の方向性、幸せな人生とはどういう人生化、これから残された人生で一体何がやりたいか、生きがいとお金のライフバランスなど、考えることは山ほどある。

そうして考えてみると、生徒たちに語りたいこととこの見ている番組の方向性と自分の生き方を照らし合わせると類似していることがわかる。結局、生きるというくくりの中では、生徒も教師も世の中で考えさせたいことの方向性はあまり変わらないものなのだな。
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shira

 常駐している進路指導室に歴史の先生がいて、歴史の苦手な生徒が彼のところにちょくちょく相談に来ます。でも、本当に歴史が苦手な人間(大学で歴史を専攻する可能性ゼロ)にとって、歴史が好きで得意でモノにできた人間のアドバイスって、役に立つんでしょうかね。むしろ、歴史が苦手で大嫌いだったけれど、受験で必要だからガマンして必死にやったという人間(例えば私)の方がロールモデルとしては有益なんじゃないかしらという気もするんです。
 私の地元の国立大学の教育学部の先生は、挫折経験のある生徒が欲しいとかねがね言っています。教える側の人間としてはその方が生徒の気持ちがわかってよいのだと。
 してみると、成功者の体験談ってのはあんまし役に立たないものじゃないかと思いますね。
by shira (2015-07-13 23:42) 

bashy0322

>shiraさん
コメントありがとうございます。コメント遅くなってしまってすみませんでした。挫折の体験がないのは、教員もけっこう多い気がしています。そういう先生は、なかなか生徒の思いがわからないと言うこともあるのかもしれないな、と思いつつ、泥臭い学び方を知っている人は強いなあと感じますね。
今、ちょうどアクティブラーニングに挑戦しようと考えているので、人間力というのはどこでどう活かされるのかわからないものだなあと感じています。
by bashy0322 (2015-07-22 07:37) 

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