ラストラン・はまなす

撮り鉄でも乗り鉄でもない私であったが、世間を賑わせている急行はまなすの札幌から青森に行く最終便を見に行った。

札幌駅はそもそもはまなすに乗る人も含めて、かなりの人数の方が来ていた。
大学の時には快速ミッドナイトに乗って本州に旅行に行ったものだが、ここ数年は北海道東日本パスを使って、急行はまなすに乗ることが多かった。午後９時半に到着予定のところ、場所取りをかねて撮影のイメージを作った。近くに同じように撮影をされている方がいたので、話を聞いて、場所を定めた。こういうときには、現場の方に聞くのが１番だ。しばし思い出話を聞きながら時間を過ごした。

そうして札幌駅にはまなすがやってきた。事前の情報がなかったらこうはとれなかっただろう。感謝。

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来てからの時間の過ごし方はだいたい決めていた。後ろを取り前を撮り、動き始めを撮る。時間的にはこんなところが精一杯だ。無駄なく回り、思い出作りの方々と時間を共有した。

テレビクルーたちにベストポジションを取られてしまっていたが、イメージ通りの場所にたどり着き、素人なりの場所撮りを行った。この日のためのナレーションが用意されていて、皆さん、撮影に集中する。別れを惜しむ声が聞かれた。

思い出を乗せた急行はまなすは青森へ。世の中の発展の中で避けられない別れ。人類はこの別れを繰り返しながら前に進んでいく。

明日の朝の札幌駅も人がごった返して大変なことになるだろうか。１つの歴史が終わる。

コメント 2

　便利になるのかどうなのか，新幹線ができるというのもいいことなのかどうなのかと，いろいろと考えさせられますね。
by 留数 (2016-03-23 14:59) 

＞留数さん
ありがとうございます。便利なものができれば、古いものがなくなってしまう。この世の中の暗黙のルールみたいなものなのでしょうか。年をとったのか、考えさせられることが増えましたね。
by bashy0322 (2016-03-26 12:05)