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よくまあこんな問題考えるものだ [超個人的感想]

毎日のようにセンター試験関連の問題集を解いている。1日少なくとも60分問題1つ程度解いている感じ。

毎回感心するのは、よくぞまあ、こんな問題を考えるものだね、と言うことだ。最近はベネッセの実戦シリーズを解いているが、売れているだけあって、なかなか興味深い問題が多く、感心している。

基本的なラインはどこぞの問題を真似して作るのかもしれないが、それにしても、それなりの問題になっているのだから驚く。もちろん、ちまたに膨大にあふれる問題の中には、明らかに違和感がある問題があることも事実だが・・・。

数学の問題さえ解いていれば良いのだから、数学屋さんはまだ良いのかもしれないが、生徒からすると、定番の問題など把握できるほどの余裕がないことも含めて、さぞかし大変だろうに。それを回避するためには、低学年からきちんと学んでおく必要があるということだな。結局は、早い段階から手を打たなければ帳尻は合わない、と言うことである。低学年からセンター試験対策をすると、考え方軽視に繋がるので、そこは考えなければならないと思う。

さて、数学屋は毎日のように数学ⅠAと数学ⅡBの問題を解き続ければいいので、定番問題に対しての瞬発力はある。見た瞬間それなりに解法に対しての見通しが見えて、それに沿って解くことができるかどうかが第一段階だろう。

それでもそこそこまでは当然行くことはできるが、それよりも上を求められる問題は数学ⅡBには多い。そこでどれだけ粘れるか、そこが1つ抜けた点数を取れるか取れないかの大きな差になっている気がする。攻め方を教えられても、どの問題の解法もすべて網羅できるわけではないので、解き方の本質を教えることになる。問題を解く際に、その本質を見抜くところまでは解いておかなければならない。そこまでの作業を丁寧に行うこと、それが教師にとっての「問題を解く」と言うことである。そこまで解いた感想が、標題のセリフになっているのである。

感心するというか、なんというか。
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