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地方にはダイヤモンドの原石が転がっている [超個人的感想]

地方の生徒をなめてはいけない。
塾や予備校に通わずともとんでもない力を持っている生徒がいる。

しかし、残念ながらそうでもなくなってきていることも増えてきたか。お金を積まないと高度な教育を受けられず、結果田舎で力を発揮できるような教育を受ける機会がなく終わってしまうダイヤモンドの原石のような人間に遭遇することがある。都心部には、塾に行って精いっぱい努力してそれ?みたいな生徒がいるのかもしれないが、そんな生徒をちょっと勉強しただけで超えてしまうような力を持っている地方の生徒はそれなりにいる。ただ、本人の自覚はない。周りも頭はいいと思っているがそれほどとは思っていない。そのことに価値を見出していない。
そういう子たちがそんな世界を夢見て一発逆転を狙える受験という世界は、それなりに魅力的と思うし、見つけ出すことが社会にとって有意義なことと思う。

でも、例えば、英語のリスニングの勉強とか、子供のころからやっていた方が圧倒的に有利だろうな・・・と思うと、そういう英才教育的なものがある人のほうが大きなアドバンテージを得られる時代になっているようにも思う。ここに格差社会のようなものがあるようにも思う。

地方に住んでいるダイヤモンドの原石のような生徒たちに非常に興味がある。そういう人たちも、才能をいかんなく発揮することができる世界をうまく作る方法はないものだろうか。

地方の生徒もYoutubeを見ながら勉強すれば多少の挽回はできるかもしれない。ただ、上のレベルになると有料コンテンツになってしまうかも。でも、本当に頭がいい生徒は、有力コンテンツがなくても理解してしまうようにも思う。

なぜかわからないが、数学の予備校の知られる先生方は北海道出身の方が結構いる。そういうことをひとつとっても、地方の生徒には、素晴らしい実力の持ち主がいること、そういう生徒を社会の中でうまく育てられるシステムのようなものがあるといいのにな、と思うことがある。

通信網がある程度整ってきたら、そういうこともできるようになってくるのかもしれない。
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留数

 結局はその才能に気づかせてあげられるかどうかで,そこから先は勝手に伸ばしてくれるだろうに,と考えます。自戒も込めてですけど,指導者が下手に育て上げようなどとすることは不要かと。

 あとは,理数系に強い才能があるとしても,結局医学部に流れてしまうという子が少なくないというのも問題ですね。まあ,その子の人生だから最後は自分で決めることですけど,もったいないなあと思ってしまいます。実際,基礎科学系で食べていくのは大変というのもあるわけで,こういうところにもっとお金をかけてほしいものです。
by 留数 (2021-12-14 08:42) 

bashy0322

>留数さん
いつも、コメントありがとうございます。
力がある生徒は勝手に成長しますね。そこまでもっていくことができるかどうかというのは指導者の腕の見せ所のような気もしますが。私自身が優秀かどうかは別としても、教えてくれた先生の乗せ方がうまかったと思える先生がポイントでいたのは確かですね。

私は血を見るのが苦手なので医療系を考えることはみじんもありませんでしたが、資格取得系の道に進もうとする生徒は多いですね。基礎科学系のものに進む人が増えてもらいたいと思いますが、最近進路のデータを加工する機会があって痛感したのは、基礎的な学問を学べる学科は本当に少なくなってしまいました。悲しいことですね。日本の基盤そのものが危うくなってくるのではないでしょうか。どこかのドラマではありませんが、私が生きている間すら日本がなくなってしまう可能性はゼロではないのではないでしょうか。
by bashy0322 (2021-12-18 16:36) 

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