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30年 [超個人的感想]

地元を離れて30年が経過した。

地方出身の人間は、残念ながら進学するためには地元を離れなければならない。高校時代には、出るしかないと漠然と思っていた。勉強をしていて、成績が上がってくれば、地元の大学に行く選択肢は自動的になくなってしまった。

弟もいるが、弟は兄を進学させるために就職の道を選び、今も地元にいる。兄が出戻りしないことについてどう思っているのか、兄は知らない。

そんなことで、地元から出てきて30年になったわけだが、いろいろなことがあった。あったのは間違いのだが、別にここにいることにそこまでの思い入れがあるわけでもない。退職したらこの地にいる可能性は低いと思っている。なんとなく地元に戻ってこないのかという言葉を聞くことはある。

卒業生を10回出したものとしては、ここでの仕事はやり遂げたかなと思うところでもある。

気がつけば、たくさんの先生方が出たり入ったりしてきた。一番最初にいなくなるだろうなと思っていた自分が残っているのも、個人的にはびっくりなところがある。最初に卒業させた生徒はまだいたの?と話していた。鋭い。当時はそう思っていた。

そんな世代の卒業生の子供達が入学する時期をまもなく迎える。
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他浪生

自分は浪人したことがないからなあ・・・。

私自身のことを言うと、浪人もしたことはないし、塾に行ったこともない。指導者となった今となっては、それがある種の弱みになっているかもしれないと思い、少しそういった手の体験者の動画を見ている。

こういう世界もあるのだなあと思う。結局のところ、人生にはいろいろな形があるものである。
学校の中でも多浪生もいて、多い生徒では10年以上になる可能性も出てきている。これの是非についてはわからないが、上の大学に合格して、それでもさらに上に合格したいという思いをもつ生徒がいて頑張り続けている生徒もいる。

浪人をしなければ、その分働く期間が長くなる訳なので生涯賃金という観点ではいいという話もあるし、世の中のトレンドは浪人をしないという考えが増えてきているかもしれないが、あくまでもそれはトレンドであって、その人の生き方の問題とは異なる。

それにしてもいろいろな人生があるんだなあと思う。浪人すれば点数が上がるというわけでもないし、むしろ成績が下がるということもあるだろう。

当たり前だけど言えるのは、多浪生をするにはお金があるご家庭でないとちょっと厳しいですね。自分で稼いでという方法もあるかもしれないが。

こういう情報が出る時代なので、そういう人たちの人生談を聞くことができて、参考になる部分があって興味深い。自分が経験できなかった人生を他人が教えてくれるということにはある種の感謝がわくものもある。

あと興味を持って調べているのは、自宅浪人、医学部受験、再受験など。
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生徒が活用する手帳がはやる? [超個人的感想]

自分が使う手帳はもちろんのこと、生徒に手帳をもたせる動きの話がここ数年よく聞くようになった。

持たせてもうまく使いこなせない、うまく使いこなす。
生徒にとっても大人にとってもさまざまな場合がある。それは人間なのだから本質は同じだと思う。基本的にマメな生徒はうまく使いこなせ、それをうまく自分の成長のために活用しているように思う。そんなことは頭の中で処理をして手帳を活用しないという人もいる。ここは性格的な面が大きいのかもしれない。

マメに手帳を見る生徒の方が成績が良いという話もある。自分の中で考えている内容をアウトプットして、そこからまた新たな考えに発展させられること、そういうセンスを磨くために手帳をもたせるというのは有効な方法かもしれない。個人的に生徒がもっている場合もあるだろうから、その場合は、自分で自分のことを管理するという意味合いが強いのでそういう生徒は意識が高いと思う。あとは活用できればいいのだと思う。

それを、学校でそれを持たせるとなると、日常の指導と連動した学校の指導にならねばならないので、そこができるかどうかがポイントになるだろうな、と思う。そこまで徹底できれば、いい効果が得られそうだ。
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体調が悪くならないギリギリ加減の把握 [超個人的感想]

高校時代、1日4時間半睡眠で勉強しようとしていて挑戦したことがあった。

ちょうど、高校3年生の9月頃だったと思う。

1日目、2日目と順調にいったが、3日目あたりから熱が出てきて、4日目以降は断念せざるを得なくなった。人生最大級に体力があった時期であったが、こうなっては仕方がない。ペースを落とした。

この経験は受験勉強時のものであったが、今もこの経験は生きていて、瞬間的な無茶(オールナイト)は別として、イーブンペースで無理をする場合(それも変な話だが)、朝起きて熱が出ないなどの体に変調を来さないギリギリのラインはどこなのかということを意識して生活することの大切さを痛感するようになった。

やりたいことはあっても、実行するためにはそれ相応の体力が必要だ。何時間睡眠ならいけるのか、運動はどの程度までならいけるのか、出かけるならどこまでならいけるのか、総合的に判断して行動しないといけないなあと痛感して、ギリギリをつこうとしている。このギリギリのさじ加減がその人を作るんだろうなと思う。

余裕がある人もいいが、多分自分にはそういう生き方は難しそうだ。

さて、来年度はどんな勉強をしようかな・・・。
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体には気をつけないと [超個人的感想]

2週間の有給休暇が終わった。正直、このような休み方をする場合、教員では体調不良以外の理由はほぼあり得ないように思う。平日の休みにどんなことができるのか、平日はどのように世の中は回っているのか、見聞は広まったが、恐らく猛攻行った状況になることはないと思うが・・・。

そんな思いで学校に登校する。年度末なので、異動や退職がある時期である。そんな話の中で出てきたのが体調が悪いので辞めるという話であった。体調、大事にしないといけないなと思うことが最近立て続けにあるので、そういうことも勉強しないといけないなと思う。

とは言え、このブログに書かれているのは、1日18時間労働の話とか、時間割で完徹した話とか、正月に勉強した話とか、そんな話ばかりである。生徒にも体調を心配されることが多い。若いときには太く短い人生をなんとなく感じていたものの、これだけ休みをもらって、楽しい世界を見せられると、やりたいことはたくさんあるものだと感じさせられた。有給休暇は偉大なものである。

寿命が短くならないように、セカンドキャリアの持ち方も含めて、よく考えないといけない時期にさしかかったなと思う。そして楽しいことができるような生き方ができるよう、健康管理にも少し気をつけたいと思った。
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自分にとっての新鮮な世界 [超個人的感想]

平日の朝にいろいろな場所を通り過ぎた。

平日の朝は、99%同じ道を通っていたが、全く別の場所にいるとそこにいるからこそ見える世界があった。基本的に車の中にいるわけだが、どの道が混雑していて、どこの店が繁盛しているのかなどが何となく視界に入ってくる。当たり前のことかもしれないが、これがとても新鮮に見えた。世の中はきちんと回っているんだなあとつくづく思った。

知らないことがたくさんあることが人生損をしているのかもしれないなあと思う。

猛烈仕事人間?はエネルギーがチャージされたので、新しいステップに進める。そういう意味では、有給休暇はとても大切だなとつくづく思った。ただし、何かをしている間も頭の中では仕事のことを考えているので結局仕事ばかりだなと思うことも多々あったのは事実だ。それを実行に移す、そういうことになっていくだけなのだが、こちらの体力もあるし、相手がいることなので、思い通りに行くのかどうなのか。やってみないとわからないが、とりあえずイメージトレーニングはできるようになったかな。
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時は金なり [超個人的感想]

時間をどう使うか、生徒に問いかけると共に自分にも問いかける。

いくら時間をかけても勉強ができるようになるとは限らない。効率よく勉強することで時間を上手に使う人もいる。同じ時間を使うのにもその効果はさまざまである。

人間には1日24時間しか与えられていない。その時間をどのように使うのか。そこを考え直す機会は必要だと思う。そういう時期なのかなと思うときがある。やりたいことはたくさんあるが、その中から絞ってどういうところで成果を上げるべきかを真剣に問い直し、実践することが大切である。こういうことを考えること自体もけっこうな時間を要する。

意義深い最長の有給休暇を使うことができるよう、なんだかんだで頭の中は回っている。
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2週間の有給休暇 [超個人的感想]

人生最初で最後と思われる2週間の有給休暇をもらった。

次にこんな休みがあるのは、365日日曜日生活のときではないかと思っている。憧れるが、道はまだ険しい。やりたいことはあるのだが、天気が関係するものだと、こちらが想定しているようにはいかない。ということで、結局思い通りの休みは過ごせないという感じになっている。

私が休んでいるという行動は職場では驚異的なことになっていると思うが、それはある意味、「休めるんだぞ」というメッセージでもある。休めるときに休むことをしないと休み方がわからないということになりかねない。

私自身も勤めて3年間は一度も休まなかった。休む書類があることすら知らなかった。体調が悪かったかなにかで初めて休んだはずだ。そのとき教えてもらった。

2週間休んでも、まだこの年度で休むことができる有給消化がしきれない。

といいつつ、合間に職場に行って面接の練習をしなければならないわけだから、休みといえるのかどうかもよくわからない。オンライン面接というものにはどうも慣れない。この面接が終わって、調査書を発行できたら地元に戻るなどの遠征に行けるのだが、調査書は出るのかどうか、まだよくわからない。

平日の休みはこれまでできなかったことでできることも少なからずあるものだ。来年度は多分、月曜日が休みになる。人が少ない山で自分を見つめる時間を存分にもつことができそうだ。
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終わりの始まり

無事、卒業式が終わった。どうにかこうにか終えることができた。

最近は若者のパワーに気圧されることが増えてきた。確実に歳をとっている。
もう職場でやれること大体やった気もするんだけど。あとは、若いのでやってくれという思いが出てきいる。怠けている人間が定年まで働いたくらいの内容はもう十分やった。

次年度以降は少し抑えめにやっていきたいと願うが、それを許してくれるかどうかはよくわからない。また1月1日に新春勉強会をするような展開なのだろうか・・・手当もなく。

まあ、そういうのはやめようかな。コロナ禍でいろいろ思うところがあったので。
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