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朝から晩まで [超個人的感想]

生徒会活動シーズンオフと思っていたが、甘かった。

規約改正に手をつけているので、職員を巻き込んでの大論争に入った。いつも思うが、このようなことに手を加えなければ何にももめることはないのだが、いつももめ事が私のまわりには絶えない。皆さん巻き込んで申し訳ないと思う。

議論百出で心が折れそうになる。どうでも良いと思う人は何も言わずに、火の粉が飛んでこないように防衛している。


朝から晩までテストも考えずにこの作業が続く。規約改正は、生徒会の法律を作るようなものなので骨が折れる。俺、何の教科担当だっけ?文言の整理などは、他の科目の教員の方が向いていると思うのだが、数学と情報の教員が規約の文言を整えている。それでもやると決めたから仕方がない。性分である。

卒業式シーズン、生徒会顧問が答辞と送辞の生徒の文章を見ている。国語科でもないのに、なぜが数学科の私が整えている。他校では、国語科の先生が見ることが多いらしいが。まあ、某部活動の指導でこの手のことは鍛えられているので、むしろ得意分野の方に入ってしまうということでもある。

折角だから、この手の文章を書くのを練習して自分のものにしてしまおう。そのスキルも何に使うのかはわからない・・・このブログを書くことくらいしか使うことはないように思うが。生きているうちは、文章を書くスキルはないよりあった方が良いはずだ、と信じて。


おっと、生徒から文章の点検の依頼がきた。何と、朝の2時10分であった。たまたまおきて画面をいじっていたので即返事を返す。24時間365日教員であらねばならないこの世界、若い人たちがこの仕事に就こうと思うのだろうか。山の上できれいなお花畑で自分の世界に入っていたら、生徒から相談の連絡もよくある話。心が安らぐときはそうそうない。でも、こういうのが好きな人も一定数いるのも確かなのだろう。生きがいってやつだ。
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2年目のシクラメンが咲いた [超個人的感想]

すでにシーズンオフといわれても仕方がない今頃になって、ようやくシクラメンが咲いた。
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1年前の正月にいただいたシクラメンを大切に育てていた。タイミングが遅くなってしまったが、咲いたのは非常に嬉しい。この手のものを育てて成功したためしがなかった。しかし、まわりの方のアドバイスもあって、無事に花を咲かせたのだった。感動だ!

調子に乗って今年もたくさんの花をもらったが、いまいちうまくいかない。この世界、なかなか手強い。でも、専門家のアドバイスをいただきながら、少しずつ、やり方がつかめてきた。毎日面倒を見ないと、すぐしおれてしまう。必要性にかられて毎日手をやっているのだが、自然と愛着がわくものである。今年もらったシクラメンは、鉢のサイズに合っていないようなので、うまくいっていないように思うが、いただきものなので、贅沢は言えない。あと2ヶ月したら、一旦休めて、一回り大きい鉢を探して、2年目に挑戦するための準備をしたい。

さて、隣にそっと置いていた昨年12月に沖縄の国際通りで購入したハイビスカスの挿し木が葉っぱをつけていた。これもまたびっくりした。季節は着実に春に向かっている。北海道でハイビスカスを育てるのは難しいのかどうなのか。教室に入り込む日差しが少しずつ強くなるのを感じる。
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引き際の美学? [超個人的感想]

私学の先生は、同じ場所に長く勤めることが多い。

中にはとてつもなく職場に対して思いが強い先生もいる。去り際にいろいろと話をしてくれる先生もいる。それはありがたいと思う反面、どうしても、その話は、後のことを考えての発言でないとしかいいようがないこともある。

いないことにまで影響力を求められるのも辛いものがある。状況がわかるので発言しないという先生もいる。

個人的には、職場が終わった後のことまで責任が持てる発言はできないので、何も言わないようにするのが良いように思う。強制力を持つような発言はあまりよろしくない。特に決めごとには。

少しずつ私のゴールも着実に近づいてきている。ゴールの先にある世界について話をすることは、願いとしては良いが,それ以上の発言はしないようにしている。残された人たちにとってどのようなメッセージを残すのか。センスが問われることなのかもしれない。

まだ日本は「職場こそ我が人生」という側面が強い。仕事は生きがいと連動していることも多い。この方にとってはこの職場こそが人生そのものなんだろうな、と思える人もいるので感謝の思いを忘れてはならないが。
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それでも地球は回る [超個人的感想]

ここしばらくはいろいろな人と話していた。

話の中で昔お世話になった方がどうやら亡くなったらしいという話を聞いた。かなりショックだった。

いろいろな形でお世話になった方は、自分自身の一部分を作っているのかもしれない。そういう影響力を持っている方だった気がする。早期退職されて、しばらくたって、そういえば元気なんだろうか、と、この前思っていたばかりだったが、まさか亡くなっているとは。でも、このくらいの年齢になれば、あり得ない話ではないのだ。

直接的に聞いた話ではなく、風の噂のような話なので定かではないにしろ、これが現実だ。受け入れるしかない。

人は少しずつ死に向かっている。他者の死をどのように受け止めたらよいのか。こういう経験が増えていくことになるのだろうなと、ふと思う。

一方で、そうだからと言って、時間は止まるわけではない。世の中の時間は着々と動いている・・・。

仕事人間であることも少し考えものだな。少し余裕を持って仕事をするようにして、ほかのことにもきちんと向き合わないといけないと思った。働き方改革は自分の身の周りでどのように具現化されていくのか。今のところは、あまりよくわからない。そういうこともきちんと心を落ち着けて考える時間がほしい。
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滑りやすい [超個人的感想]

車がくるくると回ることがあるシーズン。けっこう怖い。半回転。周りに誰もいなかったのでことなきを得ているが・・・。

運転しても、ハンドルを取られてしまうので、あまり外出したくない。

今年の春は急速にやってくるらしいので楽しみだが、路面が少し凍って少し解けるこの状態が怖い。

でも、春が早くくるのは嬉しい。もう部屋の中にずっといるのは嫌だ。

タイヤがもうすり減って限界なのだろうか・・・ここまできたら春まで頑張ってもらわないと・・・。次買うときには海外産のタイヤでもいいのかもしれないが。最近、ネットで購入して自分でつける人の話を聞くようになった。性能が良くなってきていると聞くけど。どこの業界も海外が頑張っているようだ。
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生き死にに関わること

同僚が突然病に倒れた。生死にに関わることであった。

合間に授業を大量に持って本人が帰るのを待っていた。数週間後どうにか帰ってきた。大量の代替授業に体調が悪くなった。

生死に関わることはとても怖いが、第一発見者がいて、ことなきを得たようであった。第一発見者の存在は重要である。

山に登っていて滑落したらどうしようとか、見つけられなかったらどうしようとか、様々な思いがよぎった。

こうして考えると、ひとりの状態には、様々なリスクが存在するものである。ということで、気休めにApple Watchを買った。リスク管理という意味において参考になった。この手のことは少しイメトレしておくと良さそうだ。

前任校での経験含め、授業中倒れたという先生が勤務校には数名いる。この場合には、第一発見者がたくさんいるので、ある意味、安心なのかもしれない。ちゃんと運んでくれるかどうかが心配だが。
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図書館で文献を調べる [超個人的感想]

この1年間で、図書館で調べ物を調べることが何度かあった。

貸し出し不可の本を閲覧しに行き、メモをとって帰ることが5回ほど、新聞記事を探しに行ったことが1回(そのために300キロ離れた図書館に行ったが成果なし)、別の新聞記事を探しに行ったことが1回。

インターネットで調べれば、何でも出てくるのかと思うと、そんなことはない。表面的な情報で細かい情報というのはそれなりにあるのだな、と思った。そういう意味でも、「情報のうまい使い方」という実践的ないい勉強ができた。

イメージすると、表面的な情報はネットで見てみて、さらに深いところは図書館でと、いうことになるだろうか。入り口はネットでもそれなりにとれそうだが、正しいかということと、細かさに少し欠けるところがあることがある。もちろん調べたいことにもよるが。

教科書にはそのようなことが書いてあるが、それを身をもって感じたのであった。

300キロ先の離れた図書館での記事を探すのには、4時間くらい粘ったのだが、出てこなかったのは大変残念だった。そちらの方に住んでいたら、もっとじっくり探せるのだが、気が狂いそうになりながら探したものだった。戦時の時代の地域のほっとする話題のような記事を探していたのだが、探しているうちに戦時の話がどうしても目に入ってきて、事実と異なる報道がいかにされていたのかを見たのが印象的であった。

ふと周りを見渡すと、年配の方々が大変熱心に郷土の歴史の本に目を通している。年配の方は、歴史に興味を持つ方が多いのか。生きることは何なのか、その問いの部分と、自分史と重なる部分が多いからなのか。最近ちょっとその気持ちがわかるようになってきた気がしている。

私も、年をとったら図書館に通うタイプの人間なのだろうな、とふと思う。
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動画は人間力が命 [超個人的感想]

ここ数ヶ月で動画をずいぶん作っている。この1年間で作った動画は5本。

中でも、最近作っている動画は、30分以上の大作?である。一般的なものでは、せいぜい静止画に音楽を乗せるくらいで十分だと思う。しかし、私が作っているのは、きちんと主人公を据えて物語をつけている。

きちんと話にストーリーをつけないと面白くないので、あり合わせの動画でもそれなりの話を展開させている。話をうまく作れないと物語として破綻するが、まあそれもご愛敬。

それなりの動画を作ったことがある人にはわかるだろうが、ある意味静止画をつなげるのはそれほど難しいことではない。問題は「物語をつける」ことである。最近では、スマートフォンでも撮った写真を勝手につなげてくれ、それらしく見せてくれるビデオにしてくれる機能(アプリ)があり、それはそれでびっくりするものもある。もしも、これがAIで作っているとすれば、それはそれで素晴らしい。

でも、ストーリーをつけるのは、コンピュータでは無理だな、と思う。

自分の想像力を膨らませ、自由に述べたいことを述べられるのは、人間の特権だと思う。思いを表現して、誰かに伝えたいと思うのも人間が人間であることなのかもしれない。

今作っている動画は、先日行った沖縄の辺野古にいったときの映像だ。人間が人間らしく生きることとは何なのか、を感じさせる場面だった。

人間の特権を用いながらそれを作るというのも、なんだか人間らしい。

ちなみに、画像は、沖縄に土砂が投入された12月14日、キャンプシュワブ第2ゲートに向かって歩いて行く私が撮ったシーンを動画編集ソフトで編集しているところである。
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課題の点検 [勤務校関連]

課題の点検を行った。今は複数科目指導者なので、いろいろな方とコンビを組んで課題の提出の点数化を目指す。

しかし、何を持って課題を点検するかというのは大変難しい。

まず基本は、出したという事実。出したか出さなかったのかは点数化しやすい。要するに「0」か「1」かである。

次に、どの程度課題を消化したのかという事実。これは単純に「0」か「1」かで決められるわけではない。どの程度というのもさまざまなとらえ方がある。これは、解いた部分の「面積」なのか「分量」なのか「解いている感」なのか「答えを写していない感」なのか。ここが本人の主観がどうしても含まれてしまう部分である。このへんが非常に難しい。頭の痛いところである。

ある程度教員生活が長くなるとこの作業は割り切るところではある(どのようにしているかは秘密)が、教員生活が長くない先生は丁寧に見る傾向があるように思う。そういう意味での平等というのは難しいものだなと思う。

最近書いた内容につながりがあるのわかりました?このあたりも「結果がすべて」ということになれば、課題を見ずにテストの点数の結果だけ見れば良いことになる。その方がすっきりするということで課題は出していても、実は課題は形だけ見たことにして、何も見ずに点数しか見ていない先生もいる。まあそっちの方が評価する人間の主観が入らないので良いという意見も当然ある。


これまで課題についてフォーカスして文をいくつか書いてきた。まとめると、宿題は出した方が良い。でも評価するのは主観がどうしても入るので難しい、ということになるのだろうか。特に職員室でそんな話をするわけではないが、思ったことを綴ってみた。
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