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イマドキの子供に合う教材 [超個人的感想]

学校が休校になったので、これまで最大級の片付けを始めた。

今日は、修学旅行セットを片付けに入った。昨年行った沖縄の引き継ぎデータを作ろうと、かつて沖縄の修学旅行の指導のためにいろいろな資料を置いていってくれた辞めた先生がおいていった15年ものの教材達を整理した。

結論から言うと、捨てざるを得ないものが多数になってしまった。貴重な資料で捨てるにはもったいないなあと思うものもあるが、仕方がないと思うものが多かった。その理由は、イマドキの子にはなかなかわかってもらえる教材ではないと言うことである。

時代が変化している。すると沖縄の見え方も変わっていく。いい教材は調理の方法によっては素晴らしいものであるが、その調理するのも膨大な時間がかかるし、何より主体の生徒がわかるかどうかという意味では残念ながら「?」ということになってしまうものなのである。

いやはや残念だ。でも仕方がない。こうして、辞めてしまった人が思いを持って指導したものがなくなることで、その人の足跡がなくなってしまう。でも、人間には最後に必ず訪れる別れ。指導のあり方が変化することで、その人の記憶が失われるのは少し残念でもあるが、生徒に伝わらなければ、意味がないので泣く泣く捨てる決断をした。

残念。でも、前に進むしかない。イマドキの生徒に伝わるものを求めて。
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